エセカウンセラーに注意
先日図書館で借りた本、~たまに精神世界系の本を借りることがあるのですが、
玉石混交であることは承知していますが、
Kという人
上っ面は、「心のやさしい人はそれだけで、気苦労があり疲れてしまうからもっとリラックスしなさい」
と励ましている素晴らしい本のように見えます。
著者のプロフィール写真もあざとく笑っていていかにも人がよさそうに。
しかし
私はパラパラめくって、読んでみようかなと思ったのですが、
冒頭でこうありました。
「ぼくの周りには一度も会社員になったことがないクズ、いや自由人(笑い)がたくさんいます」
つまり彼は会社員になったことのない人を「クズ」と決めつけているのです。
では、ビートルズのジョンレノンやポールマッカートニー、大谷翔平など、みんな「クズ」ということになってしまいます。
こんな杓子定規な考えで一体、人を慰めたり、教えたりできるのでしょうか。
そこで作者のプロフィールを見ると
大手企業の管理職だったとあります。家庭問題を機に心理療法を学んだと。
自分が大手企業のエリートだったから他人をクズ呼ばわり、ということは、自分より学歴の低いものを見下す資質を表しています。
しかも心理療法を学んでカウンセラーになって書いた著書がこの体たらく。
著書やスクールやセミナーは大盛況と書かれています。
これだけ人を馬鹿にしている人が大盛況ということは、多くの人が似非に騙されていることを示しています。
また「K」=本名のわけありません。
名前を隠さねばならないほど、彼は自分を誇れないのでしょう。
そもそもカウンセラーとは、学問を学んで成り立つものではありません。占い師もそうですが、自分自身が七転八倒し、死ぬ思いをして、人生を模索している内に自然に真理が身に着くものなのです。
最近、占いを「勉強」したとか「学んだ」とか、勉強してカウンセラーになったなどとありますが、
本物はそんな風にして成るものではないのです。
私が知り合いの人に教えられて見たサイトでも、「これは似非だな」と思うものもあれば「これは本物だな」と思うものもあります。
音楽でも動画再生が数億とかあるでしょう?
あんなのに惑わされてはダメです。自分の感性を信じて、自分が感動するかどうかで決めた方がいいです。
逆に、周囲がいいと言っていて、確かに自分もいいと思うなら自分を信じていいと思います。
周囲のいい悪いの評価ではなく、自分の感性を信じるべきです。
小説は勉強や学びではなく、感動です。音楽も映画も、心酔です。
理屈ではありません。
しかしにやけた写真を挙げて、上っ面の正義を語る詐欺師のような存在は無数にいます。
見極めるのも難しいかも知れません。
現代はそんなものがあふれる時代です。そしてジャニーズや吉本のように、そんなものばかりが表立つ時代でもあります。
本物は埋もれていたりします。
キリストいわく
「良い木をみきわめるには、果実を見なさい」と
その人の成したもの、成果、その人のオーラ、を見なさいということ。
決して学歴や職歴、資産、身なりでは決まらないということ。離婚ばかり繰り返す人や、家庭事情が混乱している人も問題かも。
ココナラ
姓名判断
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