独占コラム「チュラムでも吸ってパコーラ食って寝ろ！」

「バスなら来ないぞ！安くしてやるから俺のタクシーに乗りなよ、な？」
そんな客引きに笑顔で「fuck off」とだけ言って踵を返し、シャトルバスがやってくるエリアにはこんなに素敵な看板が。

2019年師走に私は二回目のインド（インディラガンディー国際空港）に降り立った。
前回はヨガを極めようなんてのぼせた考えで、今回はその時に得た友達の結婚式に出席するためだ。
当たり前のことを言うようだが、この国の長距離バスは本当に長距離である。
目的地まで六時間かかるし、途中休憩は一度きりだ。
しかしこういった休憩ポイントではナイスなこともあるのだ。

「パコーラうまいよ！え？写真？ハンサムに撮ってくれよな？」

酸っぱ辛いスナック、名前は忘れた！

向かったのはムザファルナガルというインド北部の都市、後でわかったのだがここは宗教対立が激化していてかなり危険な場所なのです。
到着したバス停は普通に道のど真ん中で、少し歩くとキオスク風の露天がありました。
空港からそのまま来たのでsimなし。そのため連絡はここに来てた客の電話を借りて新郎にお迎えを頼む。

お店からとケータイを借りた人からとチャイをご馳走になりながら、勝手にべけすステッカーを貼るのが私のやり方です。
しばらくすると我が友サッチンが登場しました。
彼はいつのまにか