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レッスンに活かす〜サティヤ〜

シンプルイズザベストをモットーにヨガインストラクターを育ててきたヨガトレーナー、UMIです。
『わかる・動ける』をテーマにレッスンスキルアップ方法をご紹介します。
インストラクターになりたての方やレッスンをしていてもリピーターが増えない方!

必見です!



聴き流したい方はこちらから↓
stand.fm
実際にインストラクションしているので、
分かりやすいですよ。


今回のテーマは『レッスンに活かす〜サティヤ〜』

オープニング、アドバイス、クロージング
で伝える

サティヤとは

嘘をつかないこと。
正直でいること。
自分に正直でいることもはいる。


オープニングトークで伝える

アヒムサの記事で伝えた方法と同じで、
テーマとして伝えるのがやりやすいかと思います。
他のヤマ、ニヤマも同様です。
今回も例を紹介します、
アシュタンガヨガなど強度の高いレッスンでの場合で考えてみました。

「今日のレッスンでは"自分に正直でいる"ということをテーマとしてやってみましょう。
体の声に耳を傾け、今はポーズをすすめたいのか、休みたいのか、そしてその声に正直に従ってみましょう。
特にチャレンジポーズでは、自分がどうしたいのか、体はどんな状態かを観察して取り組んでみてください。」


レッスン中に伝える

レッスンの中ではサティヤの声かけを度々いれましょう。
特にチャレンジポーズは、やりたい!という欲が強くなりがち。
そういった時に自分の体の状態を観察し、判断するということをやってもらいましょう。
逆に体は準備ができていても、できないと決めつけていることもありますね。
それも思考のクセ、自分の本心を見抜く練習になります。
そういう方に向けても、体はできているか、本当はやりたいと思っていないか、などの声かけをしてみましょうね。


クロージングトーク

クロージングでは、今日のレッスンを振り返り、実践したことをもう一度思い出してもらいます。
そしてそれが日常でできることを伝えましょう。
マットの上にいる時間は、人生の中でほんの少しです。外にいる時間に実践することで、生活が変わっていきます。

オープニングトークに続いて、クロージングトークの例です。

「今日はサティヤ、自分に正直でいるということをやってみましたね。
レッスン中にみんながポーズをしていると、休みたいと思ってもついついポーズを頑張っていたり、
逆にチャレンジポーズでチャレンジできるけど、できないと決めつけてしなかったり。
私たちは、周りの目を気にしたり、その時の雰囲気に合わせたり、でついつい無理をしがちです。
そんな時こそ、自分がどうしたいのか、体はどんな状態かを一度確認してから判断してみましょう。
例えば、デザートやお酒が本当に欲しいのか、体は今はいらーんって言いながら合わせてたりしますよね。そういった何気ないところからやってみてくださいね。
失敗してもいいし、もちろんほしいと思えば手にすれば良いです。
それを実践していけば、本当に自分に必要なことを判断できるようになるでしょう。」

ちょっと長いかもしれませんね。
短くまとめられそうであればまとめましょう。


インストラクターの役目

ここで私たちが気づくことは、ヤマやニヤマなどは自分の習慣を客観的に見るということ。
そして、ヤマではその習慣によって罪悪感や自己否定によって悩まされることがないよう、
いつも心が晴れやかでいれるコツを教えてくれています。
マットの上では自分の体、呼吸を
マットの外では行動を、
客観的に見つめることで心がどうすれば落ち着くかの方法をあらわしているのがヨガといえます。
私たちはその方法を分かりやすく伝え、
生徒さんがいかに日常で活かせるか、
マットの上で実践できるか、
のお手伝いをするのが役目。

だからこそ、身近に感じられる例を紹介したり、
自分の成功体験を伝えて、
まずは実践するというやる気を引き出していきましょうね。


まとめ

客観的にみる練習をマット上で実践、
日常で実践するやる気を引き出す



聞き流しで同じ内容の音声もUPしてます!

そちらもぜひ♪stand.fm



次回は「哲学を生徒さんに伝える必要性」です!

お楽しみに〜

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