今日は人生で最良の日になる
朝、目覚めてあなたは何をしますか?
Tao Porchon-Lynch(タオ・ポーション・リンチ)さんは、93歳の時、世界最古のヨガインストラクターとしてギネス世界記録に認められ、101歳になってもニューヨークのスタジオでヨガの指導をしていたスーパーウーマン。
モデル、女優、ダンサーでもあった世界最高齢のヨガインストラクターです。どんな時でもポジティブな思考を持ち続け、人々を勇気づけました。
彼女の習慣は、毎朝5時に起床し、朝日が昇るのを見て、
「今日は人生最良の日になる」
と、自分に語りかけていたそうです。
自然の中で自分の呼吸と鼓動に集中して、命を感じ、人生に感謝する時間を持つことが、彼女のエネルギーの源。
このような朝を過ごせたら、新鮮な気持ちで1日をスタートできそうです。
そして、人間の体にとっても、朝日を浴びることはとても重要なこと。
朝日を浴びると体内のメラトニンの分泌が抑制され、体が活動モードへと切り替わります。
また体のリズムが整って、睡眠の質も向上し、次の日もまたスッキリ目が覚めるようになります。
あなたは、朝、サッと起きられるほうですか?私は目覚ましのアラームがなっても「あと少し…」と布団にもぐり込んでしまうタイプです(笑)
寒い季節はなかなか布団から出にくいですよね。
そこで今回は、気持ちよく布団から起き上がれるようになる、寝たままストレッチをご紹介します。
目覚めたばかりの体はカチコチに固まっているので、ゆっくりとストレッチすることで血流が良くなり、気持ちよく布団から起き上がれます。
【すっきり目覚める 朝ストレッチ】
朝のストレッチは、横になったまま5分間行うだけでOK。
ストレッチで骨盤・背骨をうごかすと自律神経が整うので、体の内側から自然と目が覚めてきます。
しっかりと深い呼吸を意識することで体はリラックス状態になり、筋肉が伸ばしやすくなります。ゆったりとした呼吸とともに動きましょう。
まずゆっくりと仰向けになります。
1)鼻からすって、手を伸ばしてゆっくり背伸びをし、口から大きく吐く。
2)手足や手首の関節をクルクルと回す。
3)ゆっくりと両膝を立てて、脚を腰幅よりも広げる。
4)両手を胸に当て、上半身が浮かないように優しく押さえる。
5)鼻から息をたっぷり吸い、吐きながら両脚を右にゆっくり倒す。
6)腰回りの筋肉が伸びていることを意識し、深い呼吸を繰り返す。背中や腰がじわじわと伸ばされる感覚を味わいます。鼻から吸って、足をゆっくり真ん中に戻す。
7)息を吐きながら両足を体の左側へ倒す。
8)腰回りの伸びを感じながら、気持ちの良い呼吸を繰り返す。鼻から吸って、足を元に戻す。
これを数回繰り返す。
呼吸をしっかりと意識しながら、無理に反動はつけずに行いましょう。
呼吸が浅かったり止まってしまうと、体が緊張状態になってしまい、ストレッチの効果が薄くなってしまいます。しっかりと深い呼吸を意識すれば、より効果的に体をほぐすことができます。
寝たままストレッチをして、起きる準備ができたら、カーテンを開けて、朝日を浴び、
そして自分に語りかけてみましょう。
「今日は人生で最良の日になる」
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