生理現象をガマンしない
毎日の排便、排尿、あくび、くしゃみ、おなら、涙など生理現象をガマンすることが
病気につながる!というのがアーユルヴェーダの考え方。
あくびは、単なる深呼吸と違い涙が出る。
顔や全身の筋肉も引き伸ばす。
脳の酸素不足や、血糖値が下がった空腹時
そしてまぶしい光をあびると、あくびが誘発される。
大脳が覚醒してスッキリとするのだ。
哺乳類だけでなく、虫や鳥もあくびをすることが観察されていて
お腹の中の赤ちゃんも、あくびをしている。
誰かから教わったわけではない、このような自然現象、命を守るための生理現象って
不思議で完璧ですよね。
感情の涙と、玉ねぎを切った時のような刺激による涙は成分が違う。
感情の涙はストレスを受けて作られている
(副腎皮質ホルモンやプロラクチンなど)のでタンパク質濃度が濃い。
不要なものを排泄する、スッキリとした感覚があるのはそのためだ。
そして涙の成分にはフェロモンも含まれるので、目がうるうるしてる女性は魅力的に見えるらしいよ。
あなたは1日何回トイレで排尿しますか?
無意識の毎日の行動だから、回数や量などは覚えていないよね。
成人では6〜8回、平均1.5リットル排尿ができていると良い。
10回を越えている場合は頻尿と呼ばれ、膀胱に溜めておく筋肉の衰えも考えられる。
4回未満なら、水分不足なので
意識的にカフェインの入ってない水分を摂り、食事からも水分の多い野菜、果物を摂る必要がある。
尿の原料は血液で、それを濾過し不要な成分を尿として排出しているので
いわゆるデトックス。
長時間我慢すると、尿に細菌が繁殖して膀胱炎になりますので、注意が必要。
おならをガマンすると大腸の動き(蠕動運動)が悪くなり便秘の原因になるので
適切なガス抜きが大切。
大人になると、色々な生理現象をガマンする場面が増えていく。
生きているから、当たり前の反応。
恥ずかしい事ではないのに、抑えてしまい
カラダを痛めつけていることに気がつこう。
ヨガは人と比べないことを大切にする。
ヨガは自分を大切な命として扱うことができるようになり、カラダとココロの声に素直に生きること。
あなたのカラダをケアできるのは
あなた自身。
寒い日が続いていますので、ご自愛ください♪