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毎日生きることに必死だ。
平均寿命は80歳を越える今、
まだ若いねーと言われるけれど、死というのは
いつ誰に訪れるかわからない。
そんな当たり前のこと、誰もが死ぬということ。
理解しているが、現実味がない。

ヨガでは、レッスンの最後にシャバーサナという寝転がり脱力するポーズをする。
それは、屍のポーズと日本語に訳されている。
死んだように、手足の感覚や思考も1度手放して瞑想状態に入っていく。
集中して、動いて筋肉が疲労していたり逆にストレッチされて気持ちよく血流が良くなっていると
シャバーサナがとても心地よく、溶けたバターのように地球にスーッと沈んでいくような感覚を味わうことができる。 
人によっては、宇宙と一体化したと表現する。

10分程度がすごく短く感じたり、瞑想状態に入れないと
とても長く感じたりするのだ。
インストラクターの合図で、目を覚ます時
『あー生きてるなぁ。』という気持ちになり、
目覚められたこと、呼吸を自然に繰り返していた自分自身に感謝をする。
そして、この安全な環境でヨガができるということの喜びや
ヨガを一緒にできた他の生徒さん達にも感謝の気持ちが湧き上がる。

心臓は、私たちの意識で動いてるわけではない。体温調節や、消化吸収もカラダが自然とバランスを取ってくれている。
私たちは、生きてる。というけど、
生かされている。のではないか。

自分の意思で、生まれてきた人はいるだろうか。なぜ生まれてきたのだろう。
せっかく頂いた命だと感謝の気持ちで受け止めるか、別に生まれてきたくなかったなーと自分の命を否定するのか。

どちらにせよ、みんな死ぬのが怖い。
この世に誰も体験した人がいないから
死後の世界があるのかないのか、死ぬ瞬間の苦しみや痛みなど味わったことがある人がいないから怖い。
知らないことは怖いのだ。

ヨガの行者さんは、死ぬのが怖くない。というのだ。瞑想を続けていると、神様からの借り物の肉体が死んでも
魂は生き続けると考えるからだ。

私は、まだその境地には達していないので
日々必死に生きているし、まだ死にたくない。
子ども達を守りたいし、成長を見届けたい。

命の大切さを理解し、生きていて良かったと思えるように育ってほしい。

自分自身も、まだまだ成長したいし
ヨガの学びを広めて、生きてることがツラい人や肉体に痛みがある人の助けになりたい。 

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