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元アメリカ大統領夫人のミシェルオバマの『becoming』和題だと
『マイストーリー』という自伝書を読んだ。

生まれてからどんな家庭で育ち、幼少期に関わった大人のことや
黒人差別を感じる悲しいエピソード、努力家で負けず嫌いな強い女性であり
お兄さんを慕い、優しさ溢れる素敵な女性。

世界中で、色々な言語に翻訳されていて
世界中に、たくさんのファンがいる。

バラクオバマに出会った頃から、気になっていて惹かれ合っていく様子は映画を観ているようにワクワクしたし
プロポーズのエピソードでは、感動してポロりと泣けた。

不妊治療を経て、2人の女の子を授かり、母親として子どもを想う愛に共感し
ワーキングマザーとしての葛藤がリアルに描かれていて
有名で素晴らしい女性であっても、子育てにおいては似たような悩みを持つのだなぁと親近感を持った。
そして、夫が政界に足を踏み入れてからの
怒涛の日々、注目されるがゆえの新たな苦労。
仕事をしながら、夫を支えて、時間がないからという理由でファーストフードなどに頼る生活により
娘の1人が医者から生活習慣病と診断されてしまう、、、
食生活を意識し始め、料理人を雇うことにした。

1年半の大統領選挙活動により、ミシェル自身の言動の影響力が増しているというプレッシャーに耐えながら
献身的に活動し、ついにホワイトハウスでの生活が始まる。
黒人初のファーストレディになり、常にシークレットサービスに守られて
豪華だが不自由な生活も、詳しく書かれている。

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自分の人生を本にできるほど、ドラマティックではないし
平凡に生きていて、多少の山あり谷あり、
自慢できるほどの特技や、誇れるほどの実績もない
だけど思い出して切なくなる青春もあったし
悲しみで落ち込んだり、
死に対して恐怖を覚えたり、ある人のひとことで涙が出るほど嬉しい経験もした。

こうやって赤裸々に自分の人生を描けるミシェルがとっても好きになった。YouTubeでスピーチなどを観ているとユーモアのセンスもあり素敵だ。
アメリカの子ども達の肥満率の高さから食生活を改革しようと学食のメニューに野菜を増やしたり、有名スーパーマーケットに野菜の値段を下げるよう協力を得ている。
今の私の活動の理由も、子どもから大人まで自分自身の心と体を大切にしてほしい。という思いからヨガを伝え、ブログやオンライン講義にて食の大切さやヨガ哲学などを発信している。
根底は同じ自分自分のためであり誰かのため、大きくいえば世界平和のためである。
私も、ミシェルを見習って軸を持ち
誰に何と言われようとも、微量かもしれないが
知識や経験、生きやすくなる知恵をシェアしていきたい。

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