太もも内旋で安定感UP! ヨガ上達の秘密は螺旋にあり
内転筋の螺旋を使いこなせると胴体の力を脚に伝え、力まず自然に立つことが出来るようになり、ヨガポーズの効果、美しさが格段に向上する。
内転筋とは太腿を内側にひねる際に使われる筋肉群。立つ、歩く動作に大きく貢献するだけでない。ご覧のように骨盤にも繋がっているので、骨盤の位置を保つのにも一役買っている。
内転筋の螺旋は動的な動きに欠かせない。ボクシングのパンチは足、膝、股関節、・・・と螺旋の力を拳まで伝達する事で威力を高める。
ヨガは静的なので関係ないと思われがちだが実は違う。ヨガは止まっているように見えて内側は活発に動いている。
ヨガポーズをとる時も足から上体へ螺旋の力を伝える意識で立つ事で内的な動きが活性化し、ボディメイク、ダイエット、柔軟性向上の効果は格段に高ま目ることが出来る。
内転筋の螺旋を意識しやすいヨガポーズの例としては次の二つ。
・三角のポーズ(ウッティタ・トリコナーサナ)
・英雄のポーズ2 (ヴィラバドラーサナ2)
(やり方のリンクは文末にて)
どちらのポーズも後側の太腿を付け根から内旋(内回し)。大地から返ってくる螺旋の力が骨盤、背骨に流れ込む意識で行う。
流れてきた力をそのまま腕先に伝えるようにして肩甲骨、鎖骨を引き延ばしつつ胸の中心から腕を広げる。あたかも背骨から腕が生えているかの如く静の中に動ありを体感することが出来るだろう。
三角のポーズ(ウッティタ・トリコナーサナ)のやり方
英雄のポーズ2 (ヴィラバドラーサナ2)のやり方
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