ヨガ講師による 呼吸の使い分け方
宮崎 都城 ヨガスタジオリンデンの畠山さきです。
昨日、鼻呼吸のメリットについてご紹介しました。
記事はこちらです
私はというと、吸う息はほぼ鼻から行います。
吐く息は口から行うこともあります。
これは無意識ではなく、意識的に切り替えているのです。
今日は、その目的別の呼吸の使い分けについてご紹介します。これは私の実体験がベースになるので、呼吸生理学ではありません。あくまでも個人的なものなので、その点 ご了承くださいませね^^
結論から書いてしまいましょう。
♢ヨガ中にリラックスしたい時
→ 口から吐いたほうが楽なら口からが良い、鼻から吐いた方が楽なら鼻からが良い
♢ヨガ中に集中したい時(内観を高めることについての集中)
→鼻呼吸がおすすめ
🌿ヨガ中にリラックスしたい時
通常、吐く息は副交感神経を優位にします。
脳を安静にして 精神的に落ちつかせるように働きます。
単純に息を吐くだけでこの効果が現れます。
より深く力みなく息を吐くことで、リラックス効果が高まります。
リラックスが目的であれば、楽に吐ける方から吐くのが良いです。鼻からでも口からでも、快適な方を優先しています。ヨガクラスの終盤や、余計な力みを抜きたいときに、「は〜〜〜」と音を出すように口から深く吐くことを案内しているのはこのためです。
🌿ヨガ中に集中したい時
集中力を高めたいときは、鼻から吐くことをお勧めします。
例えば、バランスをとるポーズの時、リラックスをしていては危ないですよね。適度な緊張感と集中力が必要です。
そのためには、吸う息吐く息ともに、鼻の奥で空気を感じるよう注意深く呼吸をすると、集中力は高まります。
鼻だけを使うことで五感が制御されます。呼吸に意識が向きやすくなることは、意識が他に散漫するのを防ぎます。集中力も高まります。
🌿内観力を高めたい時
意識的な鼻呼吸には、内観力を高める効果も期待できます。
内観力とは、自分の身に何が起きているのかを感じる力のことです。心身のバランスを調整するには、自己を知るために内観する力が必要です。
鼻呼吸を通して自己に意識を向ける過程は、内観力も高めていくでしょう。
吸う息は鼻を基本に。
吐く息は目的に合わせて、選ぶ。
目的に合わせて呼吸もカスタマイズして楽しみましょう。
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