ストレッチとヨガのポーズとの違い
先日の記事で、ポーズの基準にこだわることも重要と書きました。
とはいえ、ヨガが誘うものは瞑想です。
体操選手がいくら上手なポーズをとっていても、それだけではヨガとは呼べません。ストレッチとヨガも異なるものです。
ヨガの語源は、”繋ぐ” です。
心と体・私と宇宙など、相反するものを統合するテクニックがヨガです。
その過程において実践者は、心地よく生きるために現状を知り、カラダとココロを使って、心地よいバランスを見つけていきます。
ヨガは、カラダを整えることだけを目的にせず、カラダを整えることを通して、包括的な心地よさを目指します。
なので、ポーズがいかに正確でも ”繋ぐ” ことに意味を見出していなければヨガとはいえません。それは、単なる型にすぎず、ストレッチにすぎません。
ポーズを通して、今ここに意識を向けて、気づきを得る行為
その過程こそ、ヨガそのものです。
なので、ヨガを続けていると、言動が変わり未来が変わります。
ヨガで「なりたい自分」を叶えることができます。
ここで、紹介させていただきたい言葉があります。
アイアンガーヨガを創設された、B.K.Sアイアンガー先生の言葉です。
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"呼吸の純粋さと集中する力があって
はじめてエネルギーは流れることができる"
ーB.K.Sアイアンガー先生
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ヨガのポーズにおいて大切なことを伝えてくれる言葉です。
私はこの言葉から、ヨガのポーズにおいて3つのことが大切と学びました。
①身体を整え、呼吸を通すこと
②頭が静かになる環境が整ったら、対象物へ集中すること
③心身の感覚に気付くこと
皆さんはどう受け取るのか、それもまた面白く気になります。
あなたにとっての心地よいポーズは、どのようなものでしょうか。
ヨガとは自己探求です。
自分の好きなヨガを選んでいきましょう!