#JJインド神話12 〜 立役者現る
久しぶり電波がいい朝。わけわからない天使との一夜を、興奮と遠慮を交えKJに報告。(引かれるかも、と8割縮小かけたが)
「僕、なおさんにはいつも自由であってほしいんだ。誰かが心配するかも、て理由でそのクレイジーにストップをかけないで欲しい。いつもナオ丸出しであってね!」
KJよ、おそれいった。懐が深いなァ、想像の上をいく・・・!
港の受け入れ確認よし、安心して次なる航海に向かうぜよ、と意気揚々この町ラストデーを謳歌。
アーユルヴェーダのトリートメントも全行程が終り4日前の緊急搬送がウソのよう!身も心ももつややか。
広大過ぎるオーロビルは実際足がなくてはハナシにならず。真夏は各ワークショップも休業多し。今回は次のための下見ということにして、おとぎ話とのバランスを取るかのようにJJマテリアルワールドに奔走した。
草木染めの麻の服たちを愛でては片っ端から試着、アーユルヴェーダのナチュラルサプリ&食材パトロール、疲れたらオーガニックカフェでひと休み、ふりだしに戻る、の延々ループ!
あー幸せ !あー天国!
SHOPに並ぶ服やアクセサリーは、カフェのコーヒーや食材と同じように、すべてこのコミューンの地産地消!
エシカルに基づいた循環が目に見えて気持ちの良い買い物をエンジョイ。ここ最近のグローバル化ってば旅先も地元モールも大差ないラインナップ。背景を知るほどハッピーには買物できないし、かと行って”エコなファッション”てJJ的にエッヂに欠ける。稀に好みの発見しても地球にやさしいが私の財布にやさしくないし
そういう経緯で最近は”自分で服作る”に至ってる訳だけど、”お店”でファ〜!てアガる幸福よ!!いい〜!久しぶり♡
ここでは循環が目に見えてわかりやすいから、支払うことに喜びを感じる。
実際、外からの観光客が落とす通貨はこのコミュニティの貴重な財源。海外移住者アーティストらがデザインする洗練されたセンスmeetsインドの天然素材手工業がたまらない。そしてキラキラしてるの!服たちが!
まー2日もすれば飽きるんだけど、この悦びはつかのま、、、と存分に味わいつくすことをじぶんに許可。明日からは初のカオス大都市ムンバイ(ゴクリ)
遠く日本で決めてきた、ハウスメイトのダルシャナちゃんの叔母様(アーユルヴェーダの先生というラッキー!)お家に滞在させてもらう日程、想像つかなすぎて来世の予定組んでる感じだったけど、それもいよいよ明日からと迫ってる。
そろそろカフェも閉まるし帰ろうかな〜と最後のケイタイチェックをしようとしたところ
『ここ電波がよくないね、そう思わない?』
と後ろの声をふりかえると。
紳士なインド人男性が、一昨日のエセ天使と同じ場所に座っていた。
ひとり行動するインド人ってやっぱりめずらしい、てデジャヴか。そんなことより圧倒的な目力と、やけに堂々たるおごそかなオーラたるや。
この間 0.02秒
互いのひととなりを解読しあってるのがわかる
君は何してるの?
僕は医者だ
なるほど自信が満ち溢れてるのはその職業柄かしら
西洋医療?それともアーユルヴェーダ?
私は以前、アーユルヴェーダの勉強でケララ州に滞在してたことを話した
僕はZEN瞑想のグルに付いている。残念だな、あと一日あれば君を連れていけたのに、静寂な山の上にあるんだ。
瞑想?私はTM瞑想をやってるわ。インド人のあなたが禅、日本人の私がマハリシだなんて、スピリチュアルの旅てずいぶん遠回りさせられるものね。とニッチなジョークも分かち合える小気味のよさ。
『そんなことより、、、君は綺麗だ、、』
ダーン!! JJ 動揺せずカウンターパンチで対抗
あなたこそ本当に綺麗な目をしてる
しかもそれをあなたはよく知ってるわ
だからそんなに私のことをみつめるんでしょう?
Oh my JJ !一体どこでそんなセリフを覚えてた!やるな
アーユルヴェーダのトリートメントで身も心も仕上げてきた結果、この夢のようにハンサムな紳士を引き寄せたのか。彼の堂々とした上質のエネルギーと共鳴し自身もその存在になってる時間を楽しんだ。
『もう少し君と一緒にいたい、だめかな、、 』
ダダーン!
穏やかで落ち着いた心地よい声。腹も座り喉のチャクラがひらいてる。これまで出会ってきたどのインド人より特別だった。
品格とどこかヤンチャが共存するオーラ。言ってみれば”インドの海老蔵”。
私達は陽が落ちるのを惜しむように閉店したカフェの外のテーブルで話つづけた。
彼はラマナマハリシ、OSHOをグルして敬愛するストイックなヴィーガン
なんで医療から精神世界へと真逆へ入っていったのかといえば、命の誕生と死とを毎日みるうち、命とはボディそのものではないと気づきはじめたという
生命とはなんだとおもう?
?? 大き過ぎる質問に、目だけで聞き返す
僕らはこの人生の設計図を立て、この世に来ているんだ。
君が日本から来て、僕と出会う、それも計画のうち。
だがそのLIFEそのものさえ、スピリットからすれば長い夢を見ている状態に過ぎない。
????
君は寝てる時、夢の始まりをおぼえてるかい?
いいえ、おぼえてない。
この世に誕生した瞬間もおなじ、記憶にないだろう?これこそが夢。
この人生は夢なんだよ。
!??
しかも自分が見たいものを観ている、無意識が用意した映画に過ぎない。
僕らは生まれる前に決めてきた通りの夢を眺めてるにすぎないんだ
え?神様が決めたの?
君自身が決めた、容姿も国籍も。
私自身?
すなわち。
君が、神だ。
( ダーン!!! )
どの一滴の水も海に還れば海という名にまとまるように、この世はユニティだ。
ワンネス。僕らはみな神の子、あの世へいけば神という名でまとまるユニティ。
すなわちユニバース(宇宙)こそが神だ
( ダダーン!)
こういう話、きらいじゃない!
そして諭すように説明してくれる男性きらいじゃない!あのラビさんがイケメンになりかわって目の前にいるのかとおもう!
『 宇宙と、つまりその正体である自分自身とつながれば、すべてうまくいくんだ。安心して任せていい、僕らは設計図どおりに進める方法として瞑想などで自分自身と繋がろうとしてるわけさ。
自分という名の神とね !
まぁもっと早くつながれる方法もある。神聖な植物を使うんだけど・・ 』
ダーン!!
さらにこちらの相槌を待たず、トドメ
『この後よかったら、僕の部屋で一緒に瞑想しない?』
殺し文句キター!
やばい、KJから公認クレイジー後押しされた今、私のストッパーは私自身のみ。
何より彼の話、現在進行形のこのコントのような珍道中の裏付けとして て、どすーんとハラオチしてしまった
『 君の名は? 』
「わたしナオ 」
彼の目さらにキラリと輝く。
『ナオ、タミル語でナオの意味をしってるかい?』
いいえ?
『数字の 1 、すなわちワンネスだ』
ダーン!
『 僕の名前は、ジェイ 』
ダダーン!!
「 Jは私だと思っていたけど、貴方もJなのね!? 」
このワンネス感!
この色男に、まちがいなくついていくしかないと思った
つづいてのセッションはいかに‥!!
つづく