神様って、なんだ?
「神様は存在しないよ、人間が作り上げたものだから。」中学校の社会の時間、先生はさらっと言った。サンタクロースはいないんだって知った時と同じくらいの衝撃、そしてワクワクさ。天地創造の「はじめに神は天と地とを創造された」を説明し終わった時に言った先生の言葉をとてもよく覚えている。
その先生は元ヤンなので実に凄みがあった。授業中に生徒が手紙を回し合うのを知り、「授業中に手紙を回し合って俺がそれに気づいたら容赦なく晒す。どんな内容であろうと即その場で大声で読み上げる。本当にやるからな。」ってな先生で、(本当に読み上げるから好きな男の子がバレてしまい泣く女子もいた)みんなに面倒くさがられていたのだが、私は嫌いじゃなかった。その先生からは、
『物事が起こるのには必ず理由がある、ただそれだけだ。』
ということを気付かされた気がするから。
ゴーギャンの「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこに行くのか」というこの絵を教科書で見た時、この題名をその時間ずっと反芻していた。ゴーギャンの時代から、いやもっとはるか昔からきっと人間はずーーーーーーーーっとこの問いを抱き続けている。私も。
世界はどうしてできたのか、また世界は何でできているのか。
人間はどこから来てどこへ行くのか、何のために生きているのか。
神様が全てをおつくりになった、が天地創造、で先生はそれをさらっと否定し、私もそうだと思った。でも小さな頃から何かに迷えば「どちらにしようかな 神様の言う通り」と歌って決めたものだ。
だがしかし!
自分の思い通りの答えにならなければ「レレレのレ」とか付け足して答えを変えていた。その時私の世界の神は私になったのだ。誰でも自分の世界の神様になれる。
神とはなんぞや。
天地を支配する不思議な力をもつもの、と辞書にはある。不思議な力をもつ者を偶像化したもの。即ち私たちが神と呼んでいるものは不思議な力そのもの、「エネルギー」に他ならない。
どんなに小さなものにも命がある。
その命がこの世に生まれてきたエネルギー
その命がこの世で生きているエネルギー
なぜ私たちの意思とは無関係に身体は呼吸をし、心臓を動かし、汗をかき、生理を起こしているのか、生きているというより完璧に生かされている。なぜ私たちは生かされているのか。
それは神様の仕業だよ=それはエネルギーの仕業だよ
神様=エネルギー、something great、なんかすごい力
これがなんなのかわかる日がくるのかな。
溝の口ヨガスタジオ Yoga Day1
毎週火曜日10時〜
ゴルフボールで足裏をほぐす時間 担当者 ともみ
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