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中学受験対策① 受験直前の志望校の選び方
いよいよ、中学校で願書の配布が始まりましたね。漠然と考えていた志望校も、そろそろ具体的に絞らなければいけません。
しかし、いざ選ぶとなると、どの学校にしたらいいか分からない…と悩んでしまう保護者は少なくありません。
そこで今回は、志望校の選び方について、まとめてみました。
①通学可能圏外は諦める
志望校を絞る際に大前提となるのが、通学可能圏内か、圏外かです。
中学校になると、通学と寮生活の2パターンを選べますが、本人が無理なく通える(寮生活できるか)を見極め、それ以外は潔く諦めることがポイントです。
・寮生活ができるのか?
(個人の特性、家庭の考え方、災害時の対応、資金面…)
・通学にどのくらいの時間がかかるのか?
(片道1時間以上かかるのは現実的ではないはず)など
どんなに行きたい、行ってみたい学校だったとしても、通えなければ意味がありません。
客観的に、取捨選択を行いましょう。
②合格判定基準から逆算する
受験直前の10〜11月は、受験生全員がラストスパートをかけます。
そのため、本人がどんなに努力をしたとしても、思うように成績が上がらない時期でもあります。
確実に「合格」を目指したいのであれば、現時点での合格判定基準から逆算し、合格可能圏内の志望校を選ぶのが賢明でしょう。
「記念受験」も悪くはありませんが、落ちた時の本人のショックも考えて、冷静な判断が必要です。
③目的や目標を明確にする
前の段落で、あえて「合格」と書きましたが、中学受験の目的や目標を明確にすることも忘れてはいけません。
中学受験は「親の受験」とも言われているように、受験生本人の意思よりも保護者の意向が大きく影響しがちです。
・私立ならどこでもいいのか?
(地元の公立中学校には通いたくない)
・中高一貫校がいいのか?
(中学受験で頑張ったら、高校受験はしたくない)
・志望大学に入学するために附属中学校を選ぶのか?
(大学受験よりも中学受験の方がハードルが低い場合もあります)など。
小学6年生の時点で将来の目的や目標を決めるのは難しいことかもしれません。
しかし、できるだけ本人の意思を尊重し、それに見合った学校を選ぶことも忘れてはいけません。
④最後は直感を信じる
学校説明会はもちろん、願書を貰うタイミングで、中学校との相性が分かることもあります。
・校内の雰囲気は?
・職員の対応は?
・学生は楽しそうに過ごしているか?など。
最後は直感を信じ、「行きたい!」「行ってみたい!」と思える学校を選びましょう。
YOGA的アドバイス
大切なのは、「人と比べないこと」。
客観的な視点で冷静に志望校を選んでみると、心の整理もできます。
社会には様々な価値観があり、他人は色々なことを言いますが、実際に中学校に通うのは子ども本人です。
志望校を選ぶ際には、参考にしてみてくださいね。