![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/153765388/rectangle_large_type_2_a9d31aee7b447bd36b6d95c184163754.png?width=1200)
すぐに診断が受け入れられなくてもいい【発達障害】
子どもの発達や行動が気になる…
不登校・学校に行きたがらない…
もしかして、発達障害?
でも家では困っていることも無いし、できることだってたくさんあるし、
この子に障害があるなんて思えない。
子どものことで気になることがあるけど、
病院を受診したり、発達相談や診断を受けることに抵抗があるママも多いと思います。
子どもが困っているなら。
この子のためならどんな結果だとしても受け入れられる。
という覚悟を持っていたとしても、
「発達障害です」
「ADHD、ASDの特性がある」
という言葉を直に聞くと、親としてはやっぱり雷に打たれたような衝撃を受けてしまうものです。
発達障害は神経発達症のひとつで、障害ではなく、
周りの大人がその子の困りごとや生きづらさに気づき、
特性に合わせた配慮や環境整備を行うことや、療育に繋げることで、
その子の自己肯定感を下げずに、うつや適応障害といった二次障害を予防することができます。
診断は、支援に繋げるためのツールのひとつ。
子どもの特性を知ることで、子どもに合わせたオーダーメイドの支援を考えることができるようになります。
・・・というのが今の考え方であり、診断の目的ではあるんだけど、
頭で分かっていたとしても、すぐに受け入れるのは難しいことだってあるんだよね。
私も、長男が不登校になり、うつになってパニックを毎日のように起こしていた時期があるから、
中学生になって小児科から児童精神科に移った時、いよいよ黒だろうと思って受診したにも関わらず、
「そんなに強くは無いけど、ADHDの特性は持っていますね」
と言われて、
ん?特性は持っているけど、黒ではないの??
だけど、ADHDってことは、
やっぱり発達障害ってこと????
自分の知識がまだ不十分だったこともあり、
混乱と同時にショックを受けて、帰りの車の中では、
さっきの医師の言葉が、頭の中で何度も何度も繰り返されていました。
それから2年以上たった今でも、あの時のシーンは昨日のことのように、鮮明に覚えています。
今となっては、診断は一部分的な見方であることも、そこにショックを受ける必要が無いことも分かるんだけどね。
子どもの生活環境を整えることや、他人と同じじゃなくても息子のペースで成長することの方が大切だと理解しているから。
だけど、学校に行かなくても試験を受けなくても、
4月になれば学年は上がるし、中学3年にもなれば進路も考えなきゃいけない。
社会的な”期限”は迫ってくるわけで。
そりゃ親は、不安になったり焦ったりもする。
その不安を子どもにぶつけて見事に玉砕( ノД`)oh no~~
分かっていても、そううまくはいかないものです。
でも、それでいいと思う。
子どもだって、じっくり時間をかけて自分を理解していくように、
親も一緒に、時間をかけて子どもを理解していけばいい。
自己受容って簡単じゃないもんね。
みんな少なからず、子どもには期待をしているし、幸せになってほしいと願っている。
不安って未知のもの、漠然としたものに対して起こります。
特性のある子の生き方なんて知らないし、
これまで自分が歩んできた道じゃない。
先のことが分からないから不安になってしまうんです。
目の前の子どもと向き合いながら、
逃げたくなる日も、落胆する日もあるし、
子どもの小さな成長に涙が出るくらい嬉しくなったり、
しんどいくらいに感情振り回されるんだけど、
一歩進んで二歩下がりながら、
それでもちょっとずつ前に進んでいて、
そんなことを繰り返すうちに、
1年前とは比べようのないくらいに、子どもは大きく成長している。
そんな姿を見て、親も安心するものです。
だから、
焦ることはないし、大丈夫なんだけど、
焦ってもいいし、
不安になってもいいんだよ。
伝わるかな?(笑)
余裕がないときは、自分と子どものこと優先でいいと思う。
他人に気を遣ってる場合じゃないしね。
そういう辛さを経験してるからこそ、
自分のことが落ち着いたときに、自然と他人に優しくできるようになるから。
ただ、やっぱり孤独になっちゃうとそこから動けなくなってしまうから、
ママも信頼できる人に相談できたらいいよね。
少数派だからこそ、当事者同士の繋がりって、すごく大切だよなって思います。
いいねやコメントが励みになります💗
フォローもよろしくね!
angie