小学生向け 読書感想文 「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドランド」その3① ※私の見解も含めて、小学生向けに分かりやすく紹介しています。
③第二部(だいにぶ) 最高(さいこう)のあなたを引き出す
E ・・・ 従業員(じゅうぎょういん)、会社員(かいしゃいん)、お店や会社に雇(やと)われて働く(はたらく)人
S ・・・ 自営業者(じえいぎょうしゃ)、自分でお店を出している人のこと、医者(いしゃ)、弁護士(べんごし)など
B ・・・ ビジネスオーナー、会社経営者(かいしゃけいえいしゃ)、Eの人を雇(やと)うこと
I ・・・ 投資家(とうしか)、お金でお金を生(う)み出すひと
お金中毒(ちゅうどく)になるな
お金には人を中毒にする力がある。お金をもらうことに慣(な)れてしまうと、知(し)らないうちに中毒になり、それを手に入れた方法(ほうほう)にしがみつくようになってしまうんだ。
たとえば、会社(かいしゃ)で働(はたら)いて、給料(きゅうりょう)をもらっていると、そうやってお金を手にいれることに慣れてしまう。自営業者(じえいぎょうしゃ)として働いていると、そうやってお金を儲(もう)けることから離れるのがむずかしくなる。そのパターンはなかなか変(か)えられない。
クワドランドの左側(ひだりがわ)から右側(みぎがわ)に移る(うつる)ときに一番(いちばん)難(むずか)しいのは、それまで自分(じぶん)がお金(かね)を稼いできた方法にしがみつく気持(きも)ちを断(た)ち切(き)ることなんだよ。
BE(なる)、DO(する)、HAVE(もつ)の違い(ちがい)
金持(かねも)ちになりたかったら、頭(あたま)を使(つか)う必要(ひつよう)がある。みんなの考(かんが)えについていくのではなく、自分(じぶん)で考(かんが)えないといけない。ほかの人と同じ(おなじ)ことをしていたら、ほかの人と同じものしかもてないんだ。キャッシュフロー。クワドランドの左側から右側に移るためには、「何をするか」ではなくて、「どう考えるか」。「どんな人間(にんげん)になるか」が大切(たいせつ)なんだ。
お金のこととなると、たいていの人は金持ちと同じことを「しよう」、同じものを「もとう」と必死(ひっし)になる。そして金持ちがもつような大きな家(いえ)や車(くるま)を買います。その結果(けっか)、せっせと仕事(しごと)をし、借金(しゃっきん)をし続(つづ)けることになる。でもほんとうの金持ちはそんなことはしないんだ。家や車のために働くのではなく、資産(しさん)を獲得(かくとく)するために、一生懸命(いっしょうけんめい)働くんだ。
大事なのは「する」ではなく、「なる」こと
キャッシュフロー・クワドランドの左側から右側に移るために大切(たいせつ)なことは、「する」ことではなく、「なる」ことなんで。どう考えているかが大事(だいじ)で、つまり、「どんな人間か」が大切なんだよ。
この章はまだまだ書きたいことがあるので、まだまだ続くよ。とりあえず今日はここまで。
それではまた明日!
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