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小学生向け 読書感想文 「「後回しに」しない技術」その2 ※私の見解も含めて、小学生向けに分かりやすく紹介しています

決心(けっしん)を公開宣言(こうかいせんげん)できないのはなぜか

決心(けっしん)したことをやっていくには、人に言ったほうがいいんだ。それにもかかわらず、なんで決心(けっしん)を口(くち)に出さない、言わない人が多(おお)いのだろうか?

その理由(りゆう)の一つは、自分の目標(もくひょう)や決心(けっしん)は人に公開(こうかい)するものじゃないという思い込みがあるんだ。実際(じっさい)、あれこれ細(こま)かな決心をやるよりも先に話(はな)す人は、どこか未熟(みじゅく)と思われることがあるしね。

もう一つの理由(りゆう)は、かっこつけたいんだ。たとえば、学校(がっこう)では勉強(べんきょう)していないようなふりをしていながら、家では夜遅(よるおそ)くまで、勉強するみたいなね。ひそかに勉強して、テストでいい点数(てんすう)をとり、周(まわ)りの友達を驚(おどろ)かすのを狙(ねら)っているんだ。

また、決心を口に出すのを恐(おそ)れているということもある。言ったのにやらない、続けることができなかったら、人に非難(ひなん)されることもあるけど、ひとりで決心すれば、失敗(しっぱい)しても誰(だれ)からも責(せ)められないからね。

だから、一人で決心したことは、続けるのが難(むずか)しくなってくると、そっと、なかったことにしてしまうんだ。


今日はここまで。次は、「世界最強(せかいさいきょう)のボクサーが活用(かつよう)した自己(じこ)コントロール法(ほう)」について説明(せつめい)していくね。

それではまた明日!

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