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小学生向け 読書感想文 「毎日を好きなことだけで埋めていく」 その7※私の見解も含めて、小学生向けに分かりやすく紹介しています
「ウケる~!」って笑いながら脱獄(だつごく)しよう
自分(じぶん)の中の看守(かんしゅ)を何とかしようとするのではなくて、「うわ。自分の中にはこんな看守(かんしゅ)がいたんだ。ウケる~」と笑(わら)ってみる感じだよ。
ギャグっぽくすることで、自分にダメ出しばかりする看守の力をフワッと和らげることができる。ちょっとだけ脱獄(だつごく)できるんだよ。
あなたのなかにはどんな看守(かんしゅ)がいるだろう。
たとえば、有給休暇(ゆうきゅうきゅうか)ととって、一人旅(ひとりたび)に出たいとしよう。
普通(ふつう)に考えれば、行きたいなら行けばいいよね。もし友達(ともだち)が同じことを言ったら、「行けばいいじゃん」と言うだろうね。
でも自分のこととなると急(きゅう)にブレーキがかかってしまう。
「こうしたいな」と思うそばから、「うっ」と何か抵抗(ていこう)や葛藤(かっとう)を感じるとしたら、それは看守(かんしゅ)が発動(はつどう)しているということ。
「お、でたな看守!」と思って、その言い分を探(さぐ)ってみてほしい。
有給休暇(ゆうきゅうきゅうか)なんてとったら、上司(じょうし)の機嫌(きげん)が悪くなるし、仕事(しごと)が回らなくなる。妻(つま)から、「あなただけずるい」と責(せ)められる。
実(じつ)はこれは看守(かんしゅ)の言い分なんだよ。
理由(りゆう)をつけて、「やりたいことをやってはいけない」「たのしんじゃいけない」と、自分に足(あし)かせをはめているようなもんだ。
今日はここまで。次は、「僕(ぼく)が生まれて初(はじ)めて新車(しんしゃ)を買(か)ったとき」について説明(せつめい)していくね。
それではまた明日!
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