Trailrunで学んだこと。そして、これから。
新しい自分との出会い
2013年12月に初めて大会に出場し、
はまるきっかけとなったのは、
「2014年赤城山トレイルランニングレース31km」でした。
今も明確に覚えています。
わたしは保守的な性格で、31kmのレースならそれに完走できるように調整して走りますが、そのレースでは一緒に出場した仲間が序盤から突っ込み、それを追うように一緒に突っ込み、25kmくらいで一緒に撃沈。足が攣り、なんとかゴールしたレース。
そのときに、何かわくわくする感じ。
「保守的でなく攻める自分」をもっとみたく
なりました。
その先には、いろいろな景色がありました。
ハセツネ70kmへの挑戦、100kmへの挑戦、
100マイルへの挑戦。サブ3への挑戦。
体のことを勉強したり、脳科学を勉強したり。
・大きな目標をもつことで強くなれること。
・目標をもつことで仲間ができること。
・自分のリミットを超えていくこと。
・非現実的な時間に身を置くことで、
普段の生活へ感謝するようになったこと。
・自分の強さ・弱さを知ったこと。
・いつでも待っていてくれる家族がいる幸せ。
そして、いつしか持ったUTMB・TJARへの夢。夢だったものが、明確な目標になり、
具体的なアクションへ変化していった
プロセスと時間。
目的と手段を切り分けること
そして、前回書いた通り、UTMB・TJARは
ゴールではありませんでした。
「ゴール・目的ではなく、目標・手段だった」
というのが今の結論です。
ゴールはもっと違うもの、
「人生を豊かにすること、幸せになること、
何かを後世へ残すこと」
など、哲学的なものが人生のゴールだと
改めて実感しました。
「目的と手段を分けること」を、自分のなかで整理しておくことは、非常に重要なことと思います。
例えば、「登山」と「レース」をとったとき、私にとって以下のとおり整理されます。
「登山」:目的に近いもの
「レース」:手段
従って、トレイルランレースやマラソンに出場したときに重要になるのは、タイムや順位を第一に考えるのではなく、
「そのレースにでて何を学んだか」
「何を感じたか、今後の人生にどう活きるか」
が重要になります。
言い換えると、その手段により、
目的とするゴールにどう近づくことができたかが重要。
以上が現時点における解釈です。
「自分の人生のゴールは何か?」という点は、
今後もずっと考えていく課題。
きっと答えのでない課題ですが、今後も
日々考えていきたいと思います。
最後に、小学生のときに書いたとても抽象的
な夢。
「ビックな人間・ビックな心」?
小学生の自分は、非常に難しく面白いテーマを与えてくれたなと思います。