「才能を見つける」に課金する
令和6年8月18日
お元気ですか?
台風、いかがでしたか?
台風7号が猛威を振るっているようです。
雨、風、波浪…
災害というのはいつでもしんどいもので。
それでも日本という国はたくさんの災害を乗り越えてきました。
1つ1つの災害を乗り越えて、その知見の集積が今日の災害対策だろうと思います。
今回の台風被害で出動した避難所立ち上げに関わった保健師さんもたくさんいるでしょう。
保健師だけではなく、行政職、地域住民、社協等、たくさんの人が命と環境を守るために活動をしている。
お疲れ様です。
皆さんがヒーローです。
素晴らしいです。
さて、
先日こんな記事を書いていました。
9月から「保健師のための兼業での起業塾」が始まります。
僕は昨年この兼業起業塾の1期生だったのですが、「もう一歩!」ということでおかわり受講としました。
今年の兼業起業塾2期の最初の課題は「3分間の自己紹介」です。
上記のnoteでは自己紹介のためのプロットとかを考察していました。
で、
プロットを考えた時に、
「自分の強みと弱み」
を簡単に話す場所があればと思ったんです。
兼業起業塾を受講した理由、兼業で何ができるか考えた時に、自分の強みと弱みを言語化できていった方が方向性を間違えずに進めることが出来ます。
というわけで、
自分の強みと弱みを見ていこうぜ。
才能を考える
7月半ば、友人と青森に旅行に行きました。
久しぶりの友人との旅行です。
ワックワクです。
ええ、
逃避行という名の友人達との旅行です。
数年ぶりの友人達との旅行はめちゃくちゃ楽しくてですね、幸せオーラが溢れてしまいました。
で、
移動の新幹線で読んだ本なんですが、
八木仁平さんの「世界一やさしい『才能』の見つけ方」という本です。
自分が今やっていることって合っているのかな?
得意なことって何なんだろうか?
どうやったら才能は見つかるのだろうか?
そういう不安に答えを出してくれる本です。
みんな、自分が働いているものが、自分の「得意」で構成されていますでしょうか?
「得意」というのは自分が労力を使わずに楽にできることだったりします。
ただ、
世の中のたくさんの人が「大変」だと感じているように思います。
仕事、家事、育児、お金、キャリア、家族、人間関係、たくさんの部分にしんどさを感じていると思います。
で、著者の八木さんは
と書いています。
「得意」や「好き」を含む「才能」が活かされている場所で生きていかないととても生きづらいでしょう。
才能さえ活かせれば「水を得た魚」で在れるんです。
この本には才能を探すためのワークが丁寧な解説とともに載っています。
お時間ある方はぜひ。
才能、見つかりますよ。
才能を考える時間がない
ただ、
さめざめはこの本を読んだ時は旅行中。
自分の才能を見つけるという命題から逃避行を続けていました。
で、
八木さんのこの本の最後に、
「ワークをするのもいいけれど才能診断ってのもあるよ」
「ただ、才能診断はあくまでも『才能の仮説』だから、自分の「過去の経験と繋げる」ことをしないと活かせないよ」
って話がありました。
おお、
さめざめは時間がない。
でも、
才能を見つける足掛かりとしての才能診断に課金できる!
それなら課金しましょう。
もちろん、才能診断をした後は本書のワークを行いながら自分の才能を言語化していく作業が必要になります。
いいじゃないですか。
やりましょう。
才能を見つけるのに課金する
さて、
課金するぞ。
課金する気持ちが固まったのは旅行2日目の朝。
友人と前日夜中まで酒を飲んでいたのに、なんだか楽しくてワクワクして朝5時に起きてしまった。
そんな朝です。
そりゃあ時間が余っています。
「才能診断」やるぞ。
というわけで、
3種類の才能診断に課金しました。
・ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)
・VIA-IS
・BIG5-PRO
この3つをやりました。
最近流行りのMBTIはなんだか流行に乗るのが嫌なので外しました。
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)
強み…
「コミュニケーションのための創造性」って感じでしょうか。
ただ、「親密性」が一番上に来ているので、新しいコミュニティを広げるわけではなく「今ある繋がりを大事にし続けるための能力」って感じでしょう。
いいな。
さめざめの繋がり構築の原点だな。
この能力は大事にしていきたいな。
で、
さめざめはポジティブじゃないんですよね。
明るく、なんでも進めていく感じじゃない。
頭の奥には常に不安があって、その不安に対処するように進めている。
これを強みとも見なすことはできるんだろうけど、それでも後ろ向きに進んでいる感覚があります。
VIA-IS
VIAでは「審美眼」がトップに来ていました。
何かを見る時、感じる時に、そこに美しさを見出す能力だそうで。
人とか環境とかを見る時に、そこに素晴らしさ/美しさを感じられる能力はとても豊かなものだと思うんです。
いいな。
大事にしていこう。
BIG5-PRO
BIG5では強みと弱みが言語化されています。
強みではコミュニティ構成能力、弱みでは社会的良識力。
自分の強みと弱みが出てくると、自分の仕事での働き方に納得が出てきます。
診断の傾向分析
さて、
3種類の診断が出ましたので、こちらを分析していきたいと思います。
リスト化して順位付けをしていくと、大まかな傾向が見えてきます。
強みとしては「コミュニケーション能力」「スピリチュアル的な発想と審美眼」が出てきそうです。
いいですね。
大事にしていきましょう。
弱みとしては「社会的基本能力」が低そうです。
おお、
さめざめよ。
生きづらそうだな。
認めるのだ。
これが自己覚知だ。
さめざめの才能について考察
弱みを考えると、
自分の社会性の無さを感じてしまうんです。
社会で生きていくことを感じていると本当に足りない部分だと感じます。
「よく生きる」とか「よく働く」が弱いんです。
自分で事業を作って生きていくってのは本当に苦手な部分なんです。
人間らしく自律して生きていく、ビジネスマンらしく生きていく。
それは僕にとっては難しい部分なんだとわかります。
自分勝手で上手く正しいことを選べなくて。
それでも、何か良いこと/正しいことを選びたくて。
もがく自分がいるはずなんです。
強みを考えると、
関係性構築の才能がありそうです。
誰かと繋がるために努力していく。
努力していくことが誰かと繋がることになっていく。
誰かと関係性を作っていくのをさ、ちゃんとやっていけるみたいです。
もしかしたら、他の人は上手くできないことなのかもしれないです。
関係性を作ること。
人と繋がっていくこと。
誰かを肯定しながら、生きていくこと。
その中に、何か美しさや神秘性を感じながら繋がっていくこと。
自分が誰かにできることを考えていく。
考えて考えて、なんとか学んでいきながら繋がっていけるようにする。
その能力があるんです。
それはさ、すごい才能で。
その才能はちゃんと使っていかなきゃいけません。
「親密性」とあるように、それはオンラインじゃなくて、近くの人と繋がっていくための力なんだろう。
そばに行くことで繋がっていく力だと思うんだ。
遠くの人をつなげる力じゃないんです。
誰かと誰かを繋げるために、手を使って繋げていく。
つまりさ、その人の「生きるを繋ぐ」作業なんです。
その人のいいところとか美しい部分をつなげていく。
人を好きになっていく。
そういうことが僕の得意であり、才能なんだと思います。
方向性検討
デザインは後から生まれた能力だなと感じます。
僕は後から生まれた力で稼ごうとしているようでした。
それよりも、人をつなげる仕事の方が才能があります。
もっと人をつなげる作業をやっていこう。
その方が才能があるし、自分はもっと生き生きできる。
人と人が作っていくたくさんのものを見ていく方がいいです。
自分が何かを生むんじゃなくてさ、誰かが生むことを手伝っていく。
誰かの才能を見出して、才能を作っていく。
それができれば、自分はどんどん良くなっていくよ。
もっとたくさんの人を良くしていこうよ。
そういう仕事をしていこうよ。
バイトで稼ぐならデザインはいいんです。
趣味としていいんだ。
でも、一番は人をつなげる仕事です。
そこがぶれないようにやっていこうよ。
そうしようよ。
方向性が決まりました。
兼業起業塾では「誰かをつなげる仕事」でお金を生み出していきたいと思います。
地域包括支援センターの地域づくりは、僕には天職だったようです。
ただ、
今少し欲張りなところがありまして、
もっとたくさんの人を良くしていかなきゃという使命感を感じているんです。
小地域の高齢者だけではなく、もっとたくさんの人。
児童や障害にも介入したいなと思うんです。
専門職がコミュニケーションで上手くいくようにできることをしていきたいなと思うんです。
「人を繋げる仕事」を探そう。
そうしましょう。
そうします。
才能診断をしたことで方向性が見えました。
この方向性を大事にしていきたいと思います。
いい感じです。
出てきたものをしっかり使って、自分の自己紹介に反映していきたいと思います。
いや、本当にやってよかったです。
これ、きっと今だからできたんだと思います。
数年前に同じものをやったところで自分の人生に落とすことが出来なかったと思います。
納得できなかったろうし、消化できなかったと思います。
仕事とか、家族とか、お金とか、キャリアとか、機嫌とか、安寧とか。
そういうものに内省を繰り返して、自己覚知が進んだから許容できたものだと思います。
今だからやれました。
いいな。
良かった。
とても良かった。
自分に向き合うというのはとても難しいもので。
自分に向き合うだけでnoteは4000文字を超えてしまいます。
これからも向き合っていこうと思います。
戦っていきましょう。
頑張ろう。
そういう歌です。
MOROHA「夜に数えて」