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兼業と本業って
令和6年8月24日
皆さんお元気ですか?
体調は変わりありませんか?
元気ならいいんです。
元気が何よりです。
「元気があればなんでもできる」とはアントニオ猪木の名言ですが。
「元気じゃないと何をするにも大変」なんです。
元気でいてください。
健康に投資をし、
予防に投資をしてください。
頼みます。
さて、
時間、有効に使えていますか?
時間というものは全人類に等しく存在しています。
おそらくですが皆さんが1日に持つ時間というのは「24時間」なのでしょうか?
人間の体感で持つ時間が25時間だとかなんだとか言われていますが、結局時計で表記される「24時間」という時間は変わりません。
夜ふかししようが寝坊をいようがお昼寝をしようが「24時間」は変わりません。
その中で「自分が自分のために使える時間」というものがあります。
「可処分時間」
と言います。
こちらの記事に詳しく書いていますが
https://jp.indeed.com/career-advice/career-development/disposable-time
可処分時間とは
「睡眠・食事・家事・仕事等」の生活に必要な時間を除いた「本人が意思決定して使える時間」と言えます。
記事では現代人の平均として「6時間20分前後」の可処分時間を持つと言います。
しかし、
可処分時間というのをうまく使うのは難しくてですね。
ゲームとかSNSとかあるじゃないですか?
面白いゲームがあるとやってしまうじゃないですか?
空いた時間はSNSを見たりショート動画をみちゃうじゃないですか。
僕たちの可処分時間は、
マーケットの中にあり、時間という価値になっていっています。
そうなんです。
たくさんの企業が人間の可処分時間を奪い合っているんです。
タイミーも可処分時間を活用したスキマバイトの事業。
APEXもポケモンGOも可処分時間の娯楽事業。
漫画も本も手帳術も、可処分時間を取り合う事業です。
余計な事言うけど、
— フランケン (@BlackSheep8270) August 21, 2024
Youtubeのショート動画は観るな。
あれは研究され尽くしててお前の時間を無限に溶かす溶鉱炉みたいなものだ。
あの動画群にお前の人生の役にたつ情報など何一つ流れていないぞ。
可処分時間の奪い合いはもはやノウハウが出来上がっていてですね。
僕たちは可処分時間を奪われるように出来上がってしまっているんですよ。
そんなもんです。
各企業で奪い合いになって研究され尽くしているものに僕たちの意思は対抗できません。
それでも可処分時間をどうするか決めるのは「自分」です。
意思決定権は自分にあるはずなんです。
で、
本人にとっては可処分時間は「消費」と「投資」に別れていきます。
先述のゲームやSNSは可処分時間の「消費」。
スキマバイトは可処分時間に「投資」してお金を稼ぐこと。
可処分時間を使って学んだり事業を進めることは「投資」なのかもしれません。
副業とか兼業というのは「可処分時間に投資をしてお金に変えていく」作業になります。
そう、兼業の最初は「他に楽しこともできた時間をお金に変えるために投資をしていく」という作業になります。
さて、
ここで
兼業/副業についてですが、
兼業/副業というのはほぼ確定的に「本業」があるはずなんです。
おそらくなんですが、
「本業の稼ぎが少ないから副業をする」
とか
「本業に飽きたから他の仕事をしてみる」
とか
「本業に愛想が尽きてしまったから、今後別の業態に向かうために副業でお試しする」
という考えはあるのではないでしょうか。
なんだか兼業/副業をしたい方の話を聞くと
「本業に対するマイナス視点」
というものを感じてしまいます。
で、
私さめざめですが、
委託型の地域包括支援センターの所長をしているんですよ。
兼業で保健師オフィスyocahiという個人事業を開始してから2年。
兼業も頑張って本業でも努力を続けていたら、本業で所長になりました。
やったぜ。
僕は本業の地域包括支援センターっていうのが好きでしてね。
行政の保健師っていうのは異動があるもので、母子や障害、高齢、予防等、たくさんの課を回りながら保健師としてのキャリアを積んでいくようになっていきます。
しかし、委託型の地域包括支援センターというのは社会福祉法人とかが受注していたりもしまして、さめざめのところは異動もない地域包括支援センターとなっています。
さめざめは保健師として、生活支援コーディネーターとして、同じ地域で長く働くことができています。
地域を見る保健師としてはとても学びになり、地域に密着した保健師活動というのを実践できています。
そんなところで、
所長に昇進しまして。
本業でやりたいことをやりながらキャリアも伸ばしてきました。
じゃあ、
なんでさめざめが兼業で起業をしているのかってさ。
「本業では業務の中でできないことで、さめざめがやりたくて仕方ないことを成すもの」
として兼業をしています。
例えばデザイン業務とかね。
例えば日本酒の立ち飲み会とかね。
そういう、本業ではやりきれないことをやる事業をしていました。
兼業でやっていたら開業保健師協会の理事にもなりました。
偉大なる開業保健師の先輩方と比べるとひよっこピヨピヨですが、それでも関わらせていただけることに喜びを感じています。
で、
何が言いたいというとですね…
「兼業は本業に愛を持ってなんぼ」
なんですよ。
保健師が保健師として働く。
それはとても良いことで。
本業としての仕事をしっかりやって満足していくってことが大切なんじゃないかと思います。
それでも少し欲張りに、
本業でできないことを兼業で成していく。
そういう気持ちでやっていければ兼業ってよくなっていくんじゃないでしょうか。
最初の話ですが、
「可処分時間」というのは皆さんそれぞれがどう使うかを意思決定できるはずです。
その使い方に正解は無いはず。
そして、
可処分時間の前提には「仕事をしている時間」もあるはずで、「仕事」の満足度が上がるほうが可処分時間の満足度も高くなっていきます。
そして、
本業でできないことを楽しみを持ちながら可処分時間で成していくことが、気持ちの良い兼業/副業になるのではないでしょうか。
やるならさ!
気持ちよく兼業/副業をしましょうよ!
そうしましょ!
兼業とか副業とか本業とか。
結局はお金を稼ぐためのものです。
ただ、
お金を稼ぐためってだけならなんだか嫌になってしまいます。
楽しくやっていきましょうよ。
人生を面白くするためのことをやっていきましょうよ。
人生に正解は無いけれども、
自分が心から選ぶ「正解」を探しに行きましょう。
RADWIMPS「正解」