本は道を示してくれる、それをやるのは自分だけど
令和6年9月17日
皆さんお元気ですか?
3連休、どのように過ごされましたか?
さめざめ、
この3連休は子供達といっしょに本屋や古本屋、図書館を巡っていました。
たくさんの本に出会えて嬉しい限りです。
本は人生を豊かにしてくれます。
大概の悩みというのは先人が経験していたりします。
また、先行的な研究についても、自分よりもっと早く取り組んでいる人の知見があったりします。
本は、悩んだ時、悔しい時、辛い時、どうしようもない時に道を指し示してくれるものです。
そして、喜びを、楽しみを、興味を、豊かさを、たくさんの実例とともに表現してくれます。
本というのは素晴らしいんです。
本当に。
ちょっと3連休で出会った本を紹介しますね。
パン屋ではおにぎりを売れ
こんな題名でがっちりハートを掴まれてしまいますが、「思考法」「考え方」の本です。
起業や新規事業を考える際、どうやってもその中に「自分の思考の上限」があります。
どんなに頑張って考えても、自分ひとりの過去からの積み重ねから出てくるアイディアというのは狭い考えなもので。
この本は「思考法」によってその枠を外してくれるものです。
先日、マインドブロックについてのnoteを書きました。
マインドブロックというのも考え方の心理的な枷/上限のことです。
考え方を変えるだけで上限は外れて、たくさんのアイディアが出てきます。
そういう可能性のきっかけになるような本です。
とても良い。
なんだ、けっきょく最後は言葉じゃないか。
コピーライティングを中心に、「言葉の力」に向き合う本です。
僕たち保健師というのは、医療や公衆衛生看護、データや書類や繋がりで人を救えるようにしていく仕事です。
地域とか、人とか。
そういうものに関わっていきます。
で、
その本質に立ち返ってみると、そこには「言葉」があるはずなんです。
「言葉」として伝わること。
「言葉」で動かすこと。
「言葉」で支えること。
業務の対象となる最小単位が「人/誰か」であるため、そこには対人的な関わりが必要になります。
そこに必須の「言葉」について、
「言葉」が持つ力に気づかせてくれる1冊です。
最高です。
とても良い。
小島よしおのボクといっしょに考えよう
オッパッピーの人です。
一発屋のイメージがあった小島よしおは、いつの間にか子供に大人気の存在になっています。
時折、近くのイオンに来て「そんなの関係ねえ!」と叫んでいます。
子供たちはノリノリです。
小島よしおかっこいいよ。
「ピーヤ」が「比止」で「比べるのを止める」なんてそんな深いのは刺さりすぎます。
元々は音としてネタとして作った「ピーヤ」に後付で意味がついたようですが。
それでも、その「ピーヤ」で救われる人がいるんだと思います。
いいね。
「ピーヤ」で行こうぜ。
本の中身も良くてですね。
子供からの質問に小島よしおなりに答えていくんです。
で、
この相談3ってのが良くてですね。
この質問に対して「チャンスがあれば動くこと」「まずはやってみること」「動かないと何も進まないこと」が書いてあります。
小島よしおのエピソードもすごいのですが、そこはぜひ読んでみてください。
「動くこと」「チャンスを掴むこと」なんて、大人でもできることじゃなくてですね。
たくさんのチャンスがあるのに、そのチャンスを見逃してしまうことがとても多いです。
このnoteでも書いていましたが、チャンスが来たら手を挙げなきゃいけないんですよ。
しんどくても、大変でも、チャンスというのは自分の都合で来るものではなくて、「同じチャンスは二度とこない」んですよ。
たくさんのチャンスを掴んで、
たくさん挑戦して失敗して。
そういうことをどんどんやっていくことで、とても大きなモノを掴めるんじゃないかと思います。
いい本だ。
最高です。
正解のない問題集〜道徳編〜
子供向けの本ですが、
なんとなく関わらないできたこととか、向き合わないでいたこととか、考えなきゃいけなかったことに気づかせてくれる本です。
目次を読むだけで、自分はたくさんのことに向き合って/考えていなかったなと気付かされます。
LGBT
夫婦別姓
尊厳死・安楽死
区別・差別
多数派・少数派
合理的配慮
学歴
結婚
お金と時間
社会を構成するたくさんの問題に気づくことができ、これについて話し合うきっかけになるような本です。
いいな。
素晴らしいな。
こどもドラッカーのことば
「成果」というのはみんなが欲しがるものです。
特に仕事やお金、キャリアの面で、どうやったら良い成果を出せるかが大きなポイントになってきます。
ドラッカーといえばマネジメント論な感じがしていましたが、その大きな元の部分には、「何かをやりきるための本質」があります。
これを、子供にもわかるように伝えた本作ってのは、とても良くてですね。
なんだったらこの本は大人が読むべきものなんじゃないかとも思うんですよ。
ドラッカーの言葉が端的に、わかりやすく記載されているなんて、ドラッカーの入門にはもってこいです。
大人だから児童書を読まないんじゃなくて。
「大人だからこのレベルのものを読まなきゃいけない」じゃなくてさ。
自分が読みたいものを読みたいレベルで、読みたいスピードで読むために、児童書というのはとても良いものなんじゃないかと思います。
みんな、ドラッカーを児童書で読もう。
とてもいいぞ。
最高だぞ。
他にも何冊か読んだんですが、
とても響いた数冊でした。
やっぱり本というものは良いですね。
叡智を与えてくれます。
自分の足りなさを自覚できます。
ぜひ読書を。
1つに絞らずに、たくさんの知見の中から自分を構成していきましょう。
そして、本を元に動いていきましょう。
インプットだけではなくアウトプットをしていきましょう。
行動をしましょう。
小島よしおも言ってたし。
そうしましょう。
そうします。
家で本を読むときは歌のない曲を聴いています。
静かな曲じゃないと本を読めないわけじゃなくてですね。
声が入らない形にしたほうが読みやすいというだけです。
でも、
この曲は声がありませんが本は読めません。
歌詞がないのにメッセージが強すぎる。
そんな曲です。
Soil & "Pimp" Sessions「Summer Goddess」