地下神殿🏛 観光✖️防災
ここはどこで何をする場所なの、ご存知でしょうか?
映画で主人公が敵に追われて、最後にたどり着いた崖っぷちに、『飛び降りるか?戦うか?』迫られたシーンをなんとなく想像できたでしょうか。私は先日この「地下神殿」に訪れて、数々映画のシーンを浮かんだりして非日常を味わいながら、防災見学としても、とてもいい体験をしてきました。
☆こんな方におすすめ☆
・撮影が好きな方(コンクリート調)
・防災に興味がある方(危機意識を高める)
・映画好きな方(アクションシーン)
・デートスポット(吊り橋効果)
・建築関係の方(柱の造形美)
・物理学者(水圧と柱の関係性)
◇一緒に「地下神殿」を覗いてみませんか?
『ここは地下世界に繋がる入口だよ〜』
美術館にありそうな物体なんですけどね。。
『いきなり目の前に、この大きな穴は、、』
ここは「第1立坑」、深さ70メートル
ビルで例えると20階ぐらいかな
色の濃い目所は実際に泥水が及んでるところです
『ヘルメットを着けて安全確保できたら、出発!!』
洪水が流し込んだ時はどうなるんだろうと想像しながら立坑を一周回した。高いけど、目の前の景色に集中してたので、怖く感じませんでした
『あら、、ゲームのバイオハザードによくある場面の地下放水路じゃん♡』
次は場所移動、「調圧水槽」
ポンプを稼働させ、水圧を調整する場所
巨大柱が59本もあって、実際に行ってみないと、言葉だけでは伝え切れないほど壮大さがあり、まさに「地下神殿」その名前の由来なんじゃないかなと思います。
◇「地下神殿」の豆知識
・場所:埼玉県春日部市
・竣工:1993年〜2006年完成
・工事費:2300億円
・目的:洪水防止
・稼働状況:今年で8回
・稼働時期:主に夏など台風や大雨の季節
・稼働しない時:水のない状態で人が立ち入れる
⇒通常は観光スポットとして一般人が見学できる
・貯水量:池袋の「サンシャイン60ビル」の容積と同程度
◇「地下神殿」の仕組み
仕組みで簡単で言うと、イメージとしては台風が来た!江戸川が氾濫しそう、立坑に水を流せて、そこで水量の調整ができて、災害を防ぐ事ができました。あとは台風が去った後に、立坑の水を川に返すだけです。結構お仕事してくれてますよ!もちろん現場で働いてる方々にも感謝しております。
◇台風19号から街を守った
(2019年10月)去年の台風19号まだ覚えています?
一日中ずっーーと大雨降ってましたよね。
実際に18年間稼働歴史の中に、3番目に多い排出量となったそうです。
◇見学コースはこちらの
世界最大級の「地下放水路」見学ツアー
場所:埼玉県春日部市
金額:¥3,000(税込)
所要時間:およそ1時間
※高所苦手な方は要注意
※完全予約制
◎見学会参加希望日の1か月前同日から予約受付開始
◎予約受付は見学会前日まで(23:59まで)
◎各回定員に達し次第、受付終了となります。
◎当日予約は承っておりません。
◎マイクロバス(定員20名程度)のバスでお越しの場合は予約時に利用するバスの台数を連絡事項欄にご記入ください。なお、駐車料金は2,000円/台です。
◇後書き
今回は友達に誘われて、YouTubeの撮影に兼ねて訪れました。その映像が作り上げられたら、こちらにシェアいたしますので、よろしくお願いします。