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yoasobiっぽさってなんですか?「っぽさ」を言語化・明文化してみた。

企業風土、企業文化、カルチャー言い方はいろいろありますが、経営をしていく上で重要なものです。

・どんな人が自社にフィットする方なのか?
・どんな人であれば「この会社で働いて楽しい!」と思ってもらえるのか?
・この会社に貢献したい!と思ってもらえる人はどんな人なのか?

yoasobiは採用支援をやっている会社ですので、カルチャーを大切にし、入社後のミスマッチやギャップがなく、やりがいを持って働いていただけるように、今までなんとなく感じていたものを言語化、明文化してみました。

「これがyoasobiっぽいよね!」と全メンバーが共通して言える状態が強い組織であると思っていますし、そんな組織であれば高い価値を提供するために、「自分が今求められていることは何か?」「今自分がやるべきことは何か?」が自ずと見え、自ら考えて行動できると思っています。

これまでは代表と事務兼デザイナーの2名でやってきましたが、インターンメンバーや営業メンバーなども新たにジョインをしてくれたので、共通認識・共通言語を持つためにカルチャーの言語化、明文化をしようと決めました。

なんとなく感じていたものを言語化、明文化するためにやったことは2つです。

<実際にやったこと>
1.アンケートの実施
2.1on1の実施

-カルチャーを決めるために行った全メンバーへのアンケート内容

1つ目はアンケートを作り、全員から回答をもらいました。
ここで重要なのが、本音で回答してもらうこと。
言い換えると本音で回答できる関係性を作っておくことが重要です。

ちなみにアンケート内容は以下の項目にしました。

・yoasobiという会社を一言で表すとどんな会社ですか?
・yoasobiっぽさってなんだと思いますか?
・yoasobiの良さとはなんですか?
・yoasobiの強みとはなんですか?
・yoasobiの弱点ってなんだと思いますか?
・yoasobiに合う人ってどんな人だと思いますか?
・yoasobiに合わない人ってどんな人だと思いますか?
・yoasobiメンバーとはどんな人だと思いますか?
・yoasobiにジョインする前とジョイン後にイメージギャップがあったことを教えてください。
・yoasobiで働く上でこれだけは必要!というものはなんですか?
・yoasobiのここを直すともっと良くなるのに‥というものはなんだと思いますか?
・yoasobiで働いていて、やりづらい、だるっと思った時はどんな時ですか?
・yoasobiでこんなことをやってほしい!などがあれば教えてください。

そもそもなぜやるの?をメンバーに伝えるためにやったこと。

依頼するときに送ったメールはこちらです。(恥ずかしいですが…)

お願い!!

企業には経営理念やMVV(mission/vision/value)という指針みたいな、その会社が存在している存在意義、目的などが必要だと言われています。
なんのために経営するのか?何を目指している組織・集団なのか?何を達成したいのか?顧客やマーケットへの約束はなんなのか?なんのために存在しているの?などなど、大義というか自社の憲法みたいなぶれない軸が必要です。

・yoasobiだけが良かったらいい、何をしても良いんだ!競合?知ったことか!
・騙してでも売り上げを上げることが重要だ!だって企業の目的は利益を上げることだから!
・極端な話ですが社長である濱田だけが良かったらいい、社員は駒だ!誰でもいいわ!

など、軸がなければ組織として存在できなくなるし、我々じゃなくても良いよねとなります。
なんでしたら悪の何者でもない集団になってしまいます。
そんな集団はいつか必ず滅びるのでは?

で、今経営者の会で経営理念、MVVを作っていて、いずれ皆様に発表しようと思っています。
yoasobiという会社が何を大事にしていて、何を目指しているのか、濱田の考えはなんなのか?などなど。
なので少しだけ楽しみにしておいてください。


■経営理念とは?なぜ必要?
経営理念は本当に大切か?実例に学ぶ考え方

■MVVとは?
MVVとは?企業が設定するメリットと具体的な設定手順を解説

最近だとパーパスという言葉も流行ってきていますね。

■パーパスとは?
パーパスとは?

で、皆様にお願いがあります。
せっかくyoasobiという会社を知って、数ある企業の中から興味を持って、応募して、働いてくれているので、一緒に働いていて楽しい、成長できる、居心地が良い、やりたいことができるなど、最大限ポジティブに働いてもらいたいと思っています。

そんな働きやすい環境や挑戦できる環境、居心地の良い環境、yoasobiに関われて良かったなと思ってもらえる環境づくりをしたいと思っています。

「インターンやからアルバイトやから業務委託やから、超絶ドライに時間通り働いて、指示通り動いてくれたらいいから」みたいな社長もいますが、僕は違う価値観でやっています。

社長という立場は決して偉いわけではないと思っていますし、一番上だとも思っていません。
すごいとも思っていません。(登記して20万くらい払ったら誰でも社長になれるし!)

イメージですが、引っ張ることも必要ですし、支えることも重要ですし、皆様が仮に失敗や事故を起こしてクライアントや誰かに迷惑がかかっても責任を取ることも社長の仕事です。
それが嫌なら最初から起業するな社長になるなと思っています。

で、長くなったのですが、このyoasobiという会社が働きやすい!と感じていただけるように、何をすべきかを考えたいので、以下を作ろうと思っています。

・ステートメント
・カルチャー


■ステートメントとは?
ミッションステートメントとは?重要性や作成方法を事例を踏まえて解説

■カルチャーとは?
なぜカルチャー(企業文化)は企業価値を高めるのか?カルチャードリブンとは一体何なのか?

簡単に言うと、以下です。

・ステートメントとは、yoasobiのメンバーとしてこれだけは絶対ブレてはいけない行動指針です。言い換えると、モットーみたいなイメージ?
・カルチャーとは、「それyoasobiっぽいよね!」逆に「それはyoasobiっぽくないよね!」というイメージです。

この二つを作りたいと思っているので、ぜひ協力してください!
何をして欲しいか?と言われると、アンケートに他愛ないご意見をいただければと思います!
感じたままにいただきたいです!

https://forms.gle/〜

1on1で意識することは、具体化・具体化・具体化!

2つ目に行ったことは、1on1です。
回答をしてもらった内容を掘って掘って掘りまくります。

抽象的な言葉を掘って掘って掘りまくることで、そのメンバーが感じている基準が具体化してきます。

例えば、「自由」というワードが一番多かったのですが、人それぞれ自由と感じた部分や自由の定義は違います。
この「自由」というワードを言語化していったり、ディスカッションをしたりしながら明文化していきました。

すると、メンバー全員と共通認識・共通言語が生まれ、自ずと明文化されていきました。

yoasobiで大切にしていること

・「自由さ」は高いアウトプットを提供するための大きな武器。
・尊重、尊敬が何より大事。
・強い意志(=こだわり)が全てを決める。
・圧倒的な個力があるからこそ強いチームになる。

っぽさを言語化・明文化することは非常に大切だと感じました。
なんとなくで進められるのはいつか限界がきますので、このタイミングでやっておいて良かったなと思います…!