見出し画像

疲れてしまった

また疲れてしまった。人と比べるから疲れてしまったのだ。

自分の社会性のなさで、仕事で失敗することがある。主に外との交渉ごとのときだ。
私は連絡の頻度やマナーが分からないため、大抵なるべく控えめにしようとする。連絡することを迷惑ではないかと思ったり、大げさすぎて恥ずかしいのではないかと思うのだ。しかし失敗するときのほとんどは連絡が足りていなくて、思ったのと違うことが起こったり、最悪相手を怒らせたりする。しかも仕事だと、それに周りを巻き込んでしまう。
普段関わりのない人や場と連絡をとると、相手がどう出るかを推測するのが難しい。私は自分の見通しの範囲内で生活しているので、自分がこれでいいだろうと思ったら、それ以外を考えるのが難しくなってしまう。
知らない人に働きかけることはストレスが大きすぎる。正解は何?これじゃだめなの?私が悪いの?昔からずっとそう思わされてきた気がする。

失敗すると、私はいつも以上に孤立してしまう。周りにどうフォローしてもらっていいか分からないのだ。普段かろうじて普通に見せているつもりでいるけど、本当はどう思われている?怖すぎて何も言えない。助けてもらうことができない。
私を一人にしないで。あっち側の人間にしないでくれよ。


学級で難しくなってきた生徒のことで、心理士のアセスメントをもらった。自分なりに何とかしようとして一生懸命見立てて対応してきたが、限られた時間でプロはこう見るのかと不思議な気持ちがした。
全て分かるが、自分の感覚ややってきたことも大切だ。そして今後周りにも関わってもらう中で、私自身の不安や焦りも出やすくなる。気負いすぎず慎重にやっていくしかない。
それにしても、心理の仕事というのはどういう勉強をしたらどういうことができるのか不思議でならない。最近はやはり心理士になりたかったという思いがとても強くなってきた。退職して心理士になろうかと考えているが、それに見合う仕事なのかが分からないでいる。


心の世界や、マイノリティの存在を理解してくれる作品は多くあるが、現実の世界はそうでないような気がする。人は皆同じで、ついていけない人、理解できない存在には線が引かれてしまう。
少なくとも私はそう感じてきた。そう感じて傷ついてきたんだ。そういう世界で自分を守らないといけない。


金曜日、行きたかった古本市にはなんとか間に合った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?