七色のエール
明け方の土砂降りで起こされて少々不機嫌。幸い家を出る頃には止んでいました。駅のホームでぼーっと立っていると背中に細かな水滴を感じて、振り向けば再び降り出した細やかな雨とその向こうにはうっすらかかる虹。
チラとのぞいた晴れ間から差し込む朝陽に目を細めながらシャッターを切ると、レンズを透かして曇天の私の心にも溢れる虹色。
あっという間に電車が来て乗り込んで振り向いた時には、水滴のついた車窓から見える空はもう雲に覆われあの虹はどこにもありませんでした。
さあ、今日も一日頑張ってやりますか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?