古民家のトランペット 【喫茶でShazam #3】
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お出かけのついでに
ふらりと立ち寄った喫茶店
お気に入りの服を着て
読みかけの本を開く
休日のカフェ
おいしい香りを
引き立てるその曲は
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〖 𝚃𝚘𝚍𝚊𝚢'𝚜 𝚌𝚊𝚏𝚎 𝚝𝚒𝚖𝚎 〗
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 𝚖𝚎𝚖𝚘 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈
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▫︎ 𝙲𝚊𝚏𝚎 狸穴 Cafe
▪︎ 𝙾𝚛𝚍𝚎𝚛 スパイシーキーマカレー (¥1,480)
コーヒーレモネード(セット¥480)
▫︎ 𝚂𝚑𝚊𝚣𝚊𝚖 Going Viral / Charlie Porter
▪︎ 𝙾𝚝𝚘𝚖𝚘 my honey 💍
𝚃𝚘𝚝𝚊𝚕 ¥𝟷,𝟿𝟼𝟶
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˹ 𝙵𝚘𝚘𝚍 𝚛𝚎𝚟𝚒𝚎𝚠 ˼
北鎌倉駅から徒歩3分のところにある古民家カフェ。暖簾をくぐれば小さな入り口からは想像できない、味のありすぎる THE 古民家 といった趣の店内が広がります。案内された2階席はとても天井が高く開放的な空間です。
スパイシーキーマカレーはその名に恥じぬスパイシーっぷり。かなり辛いです。お味はそこまで複雑ではなくて正統派のスパイスと辛さでぶん殴りに来ている感じ。付け合わせのレーズンやナスがいい緩和剤になっていて美味しいです。
さて、どちらかというと気になるのはコッチ。その名もコーヒーレモネード。ずるずるとストローを吸えばコーヒーの苦味とレモンの酸味が口の中に広がります。うん、そのまんまですね。笑 暑い季節には爽やかでいいかもしれません。
˹ 𝙻𝚎𝚝'𝚜 𝚂𝚑𝚊𝚣𝚊𝚖 ˼
「Going Viral / Charlie Porter」
こういうの何JAZZって言うんでしょう？モード・ジャズ？ちょっと違う気がする……。
Ⅰ-♭Ⅵ - Ⅳ -♭Ⅶ というコード進行を2小節単位でひたすら繰り返して、その構造上でトランペットやエレピがアドリブをしたり、テーマにバリエーションが加わったりする曲です。
コードだけ見ると同主短調に行ったり戻って来たりしているように見えますが、そうではなくミクソリディアン♭6thのモードと考えたほうがいいかも。テーマの旋律はメジャーペンタトニックがベースになっているので、主和音のメジャー3rdが借用和音上でも明るく響きます。
これは、JAZZというよりフュージョンなのかしら？そもそもJAZZとフュージョンの違いがわからない……。ドラムの感じが私の思うフュージョンっぽい。
とにかく、歯切れの良いドラムとCharlie Porterのすましたトランペットがカッコいいです。Charlie Porterはあのウィントン・マルサリスにも支持していた実力派トランペッターなのだとか。
〖 𝙼𝚘𝚗𝚘𝚕𝚘𝚐𝚞𝚎 〗
カフェで食事をした後に明月院に行ったのですが、紫陽花の時期にしては比較的空いていました。明月院に紫陽花を見に行くなら、平日のお昼過ぎくらいがおすすめです。
古民家 × JAZZ のマリアージュに最初に気づいたのって誰なんでしょう。あんバターとか明太バター的な奇跡だと思います。それから、「そうだ 京都、行こう。」のプロモーションに「My Favorite Things」を起用した人なんかも天才ですね。そもそもこの曲をJAZZの世界に持ち込んだコルトレーンも凄いのでしょう。
なんで「古民家」とか「古都」とかに都会的なJAZZが合うのか、不思議なものですね。
おまけ
お腹いっぱい、ごちそうさまでした。
それではまた。
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