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老母と私の農作ノート4

 老母が1人住んでいる実家の庭の荒れ果てていること!そのまま放置していた私も悪いのですが、一刻も早く見た目の良い畑に作り替えたい。

ただし、かなり手こずらされることだろうとは覚悟していました。しかし、頭に描いていた日程と実際の進み具合の極端な違いにはがっかりします。

毎週土曜日に通うことを決めて三回目の実家。母は庭の隅で片付けをしています。私はビニールハウスを何とかしようと悪戦苦闘。

とにかくこのガラクタの山を片付けようと決意して、まず手にしたのはさび付いたエアロバイク。こうなったら誰ももらおうとは思わないだろうなと言う代物です。こいつは引きずり出して庭の隅の道に近い場所に置きます。

その次は直径が70センチほどの火鉢。こいつは結構重いので、ハウスの近くに転がしておきました。火鉢をのけてみたら25センチほどの火鉢も出てきました。いったい今時こういうものを現役で使うところなんてないのだろうなと思いながらでかい火鉢の横に転がします。

火鉢

捨ててやろうと思っていましたがこの火鉢、正月やなんかに餅を焼くときなどは役に立つし、アンティークな置物にもなるかもしれないと少し思い直して庭の整理にめどがついたら洗ってみることにしました。

ただし、なかなかめどがつかず日が経っていき、未だにハウスの戸の近くに転がっています(笑)

他は骨の折れた傘や段ボール、発泡スチロール。ガラクタの山。次から次へと山積みに外に積み上げる。ふと気がつくと母はいない。

どこに行ったのかと思ってビニールハウスの外に出て探してみると、畑に苦土石灰をまいている最中。

ハウスの中でかなり時間を費やし飽きてきた私は、母に他の作業はないかと聞きます。それならばと言うことで、まだ刈り残っていた雑草やカンナなどを刈るようにとのこと。

今回も草刈り機を使っての作業を行いました。これだけでかい土地が都会の方にあったらなあとため息をつきながらあらかたの草は刈り終えます。

草はなくなったのにまだまだすっきりした感じがしないのはなぜだと辺りを見回すと、結構たくさんの樹木が庭の方々に生えています。

夏みかん、イチジク、桜、びわ、南天、名前が不明の木・・・

相当の数があり、母に許可を得てイチジクとその周囲にある木を切り倒しました。

いちじく

いちじくはかなり実をつけていましたが、伸びすぎているため二本くらい残して切り倒しました。

名前が不明の木は調べてもよく分かりません。母に聞くと正月に使う木だとか、良い匂いのする花が咲くとか・・・

全部切り倒して構わないというので、残すように言われた木以外をすべてのこぎりで伐採。今日はその作業が半分くらい終わったところで作業を終了しました。

帰る途中に気がついたけど、ビニールハウスの方はまだ片付いてなかったな。また来週だな。

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