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老母と私の農作ノート56

今日は風の強い日です。木枯らしが吹き荒れている感じ。年の瀬に風邪を引いたりしないようにお大事になさってください。

風邪とは違うのですが、インフルエンザがはやっています。私の住む大分県は全国でトップクラスだそうです。

コロナ全盛の頃はなりを潜めていたのでしょうか、またまた冬の感染症「インフルエンザ」の存在感が強まってきました。コロナとインフルエンザの関係とはお互い相容れない関係にあるのでしょうか。

相容れない関係というといろいろありますね。実家の広い庭には多く雑草がはびこっていいますが、セイタカアワダチソウなどはさすがに母でも気になるのか、すぐ抜き取るようでどこにも生えていません。このセイタカアワダチソウとすすきはまさに不倶戴天の敵のごとく共存することはあまりありません。なんとこの黄色い外来種はすすきの成長を抑える毒素などを地中に出しているそうなのです。

セイタカアワダチソウ

しかし、最近はセイタカアワダチソウもかなり減少してきました。一説によると自分が出す科学物質によって自家中毒を起こしたのが原因だとか。一時期は天下を取りそうな勢いではびこっていたのですが、あまりにやり過ぎるのは良くないということでしょうか。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」

セイタカアワダチソウはありませんが、我が家の雑草でいちばん目立つのは「水仙」でしょうか。実家の庭にどこかからやってきたそうなのですが、母にはありがたみもない花のようです。早い時期に花をつけるので生け花にも使う花なのですが、なぜか母は使おうとはしません。

そのほかに目立っていたのはカンナの群れ。もしかしてダンドクかもしれませんが、最初に草刈り機でなぎ倒してしまいました。刈り取った後は鍬で掘り取って根の処分もしましたが、結構多くて苦労しました。

畑の北側とハウスの西側の二カ所密生していて高さも1メートル以上あったので、これを刈り取りさえすれば景観が良くなるのは間違いなかったのです。

カンナ

考えてみると数ヶ月前の荒れ放題の庭からずいぶんと整ってきたと思います。当初の目的は農作物を作れるように畑を耕そうと思っていたのですが、ひと畝も増えずにイチジクやハッサク、びわなどの木の伐採や剪定。雑草の刈り取り。バラやアジサイなどの植え替えと言った作業で過ぎてしまいました。

母の言われるままに庭を整備している間に、母はタマネギや大根、ほうれん草などをもともとあった畑に植えていました。

大根はそろそろ収穫ができるようになります。昨日一本取って親戚に持っていったそうです。しかし、確認してみると畑の大根はまだ直径五センチほどしかありません。

持って行った大根は、「太かった」と母はいうけど比較の問題かもしれません。


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