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老母と私の農作ノート18
そういえば、緑健農法でフルーツのような味のトマトが育てられると漫画で読んだことがあります。「美味しんぼ」だったかな。実際に食べてみたとき確かに普通のトマトとは違っていた。
甘さもあり、果物に近い味わいだったことを覚えています。値段も結構したなぁ・・・これはしかし、家庭菜園ではなかなか難しそうです。
痩せた土地を使うという所だけはいいのですが、ケイ酸カルシウムをまいたり苗の根を洗ったり、液体肥料を週に一回与えたりと手がかかります。ずぼらな私では無理な話。しかも、プランターで二十日大根を育てるのさえ失敗した私の知識では手がつけられないと思います。
そうなのです、自分の最大の欠点は「何となくやってみればできるだろう」という甘い考え方なのです。母からは「本読んで勉強することやなあ」と言われました。小学生の時に同じ台詞を聞いた気がしますけど(笑)
そういうことで、無農薬無化学肥料で育てる「おいしい野菜づくり」と言う本を近くの本屋で購入。パラパラとめくると有機栽培や自然栽培について書いてあります。せっかく自分で作るのならやはり有機栽培に挑戦してみようかと思い直しました。化学肥料で育てた野菜ならスーパーで買えば良いからです。
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これはなんとか最初の年に挑戦して成功させたいと思っています。子供の頃に食べていた懐かしい味を思い出せるかもしれない。余るほど取れたらメルカリとかで売ろうかな・・・これを「捕らぬ狸の皮算用」と言うらしいのですが・・野菜の場合は皮ではなくてなんと言えば良いのでしょう。
さて、種まきが11月でも良いものとしては、サヤエンドウとかブロッコリがあります。小松菜も良いようです。種では遅いけれども、苗を植えるものとしてはタマネギがあります。私が最初に植えたいと思っていた野菜だから、かなり心引かれています。
関西に娘が住んでいるのでたまに娘のところまで出かけていくことがありました。帰りは四国経由で走りますので、淡路島を通ります。この淡路島で購入したタマネギの味が良くて季節になるとネットでも購入しています。
なんとかあの味が再現できないかと、志は高く、しかし挫折を繰り返しながらも挑戦したいと思っています。木を植え替えるよりも畑を先に作れば間に合うかもしれない。
そういえばタマネギの苗は一月ほど前にホームセンターで見かけましたが、今はまだ置いているのかな。ない場合はどこで手に入るのか母に聞けばわかるのかな。
本には書いてないことが多く試行錯誤の日々です。