お金を介さない社会
聖なる予言という本でも書かれていたことだけど、ゆくゆくの未来では、お金を介さない社会が実現されるかもしれないらしい。
私は、生活のためにお金を介して必要なサービスを受け取っている資本主義の中で暮らしているけど、そうじゃなくて、お金を介さずサービスを受け取ったりし合う社会が実現するかもしれない。
既に、ギフトエコノミー(贈与経済)と言って、お金の代わりに、何かの手伝いをしたり、はたまた喜びそのものを提供したり、そうした持ちつ持たれつみたいな善意の価値観によって成立するという考え方があるらしい。
よく、フリーアコモデーションやワークエクスチェンジなど、そこで働く代わりに衣食住を提供するというものがあるけど、それよりもさらに発展して、〜する代わりにという見返りもなく、人のために善意で何がするといった価値観を全員が持ったコミュニティの中で生まれる経済のことのようだ。
今の私の考えだと、
•住むには家賃がいる→お金が必要(→働かなきゃ!とまではもう考えてない)
•食べ物を手に入れるには→お金が必要
とお金を介してすぐに考えてしまう。
が、これが資本主義的考え方であって、
贈与経済的考え方では、
•誰かに住まわしてもらう→恩返しに、何ができることを提供する
•食べ物を得る代わりに、何か他のことを提供しよう
ちなみに、提供するものというのは、楽しい時間とか、そんな目に見えない、心の動きのようなものも含まれる。
いや、むしろそれこそが人間の本質だけども。
話は戻って、聖なる予言という本を読んでみて、
最近さらに思う今後の展望である。
生きていくためにはお金は必要。
そう思っていたけど、そう思っているだけで、自給自足の暮らしや、そうでなくとも住み込みやワークエクスチェンジ、住み込みのボランティアなど、お金を介さずとも色んな生き方がある。
現状、まだお金は必要だけど、、。
今後、さらにいつの日か、
私が提供した価値、というかエネルギーに対して、
お金じゃなく違うものでエネルギーが循環すればいいな。
そんな社会がどんどん近づいていると思う、本当に。