iMac 5K 27インチ 2020年モデルの簡単なレビュー -MacOS Catalinaの新機能「Sidecar」・負荷テストなど-
akisaiという音楽/映像ユニットで音楽を担当している鈴木です。
2020/8/29に到着した新しいiMacですが、一ヶ月近く放置してしまいました。
旧MacbookProで制作していた重要なプロジェクトがなんとか終わったので、ようやく新iMacを使い始めることにしました。
2〜3日使ってみての簡単なレビューをしてみたいと思います。
1、作業デスクの変化
まずは設置から。
beforeはこんな感じ。
afterがこんな感じ。
写真で見る限りではそこまでスッキリした印象はないと思いますが、実は机の上のスペースがけっこう広がりました。
なので、本人的にはかなりスッキリ感ありありです。
頑張って綺麗な状態を保ちたい、、、
2、内臓SSDの読み書きスピード
最近のMacに内蔵されているSSDはめちゃくちゃ読み書きスピードが速いとの噂なので早速テスト。
結果はこんな感じ。
すげぇ、、
ちなみに以前のMacbook Proはこんな感じ。
桁違いですね。。。
3、Mac OS Catalina新機能「sidecar」の使用感
先ほどのafterの写真で液晶ディスプレイがなくなっています。
その代わりOS Catalinaの新機能「sidecar」を使って、iPadをサブディスプレイにしてみることにしました。
これがすごく使いやすくて動作もキビキビ、素晴らしい!
さすがOS純正の機能。
接続は超簡単。
赤枠のところをクリックするだけ!
するとこうなります。
接続も一瞬、解除も一瞬、動作もキビキビ、安定しているし、そして何よりワイヤレスだし(リビングまで持っていっても普通に使えた!)。
今まで生楽器を録音する際は、何度も録音ブースを出入りしていたのですが、キーボードとマウスとiPadを録音ブースに持っていけば、その場でサクサク作業ができてしまいます。
これで作業効率が格段にアップしますね。
以前は「Duet」というアプリを使ってiPadをサブディスプレイとして使っていたのですが、不安定だし動作はもっさりしているし、しまいにはiPadのOSをあげたらアプリが落ちるようになって、使い物にならなくなっていました。
素晴らしい使用感のSidecarですが、唯一不満な点があります。
それは無印iPadだと解像度が1080×746で固定なところです。
もうちょっと広くできるとよかったんだけど。
iPad Proだともう少し広くできるらしいです。
でも、今のところ大満足です。
4、DAWソフト「Ableton Live」を使用した負荷テスト
自分はPC作業のメインはAbleton Liveを使った音楽制作なので、旧Macbook Proと新iMacの比較で簡単な負荷テストをしてみることにしました。
テスト内容としては以下の二つにしました。
・Ableton純正デバイス「wavetable」のプリセット「Andes Air Pad」で3和音を鳴らしているトラックを何個立ち上げられるか?
・iZotope「Ozone9 Elements」のプリセット「Full Master」を挿しているトラックを何個立ち上げられるか?
上記の二つにした理由は「自分が使っているシンセ・エフェクターで最も重いもの」だからです。
テストの前にPCのスペックを紹介します。
まずは旧Macbook Pro。
そして新iMac。
オーディオ設定は48kHz/24bit、バッファーサイズは128sampleとしました。
結果は以下の通りです。
劇的によくなっている感じはしませんが、まあまあの結果となりました。
というかWavetable重すぎ。
大容量サンプル系の音源を使うとまた違ってくるんでしょうかね?
でも、テストしている最中もサクサク加減が素晴らしかったので、PCが重たくなるストレスからはかなり解放されるはずです。
5、おわりに
もろもろのセットアップも完了し、新iMacもようやく軌道に乗り始めました。
今のところものすごく快適です。
そしてSidecarが神機能過ぎる。
このiMacで10年ぐらい頑張ってもらいましょう。
今回は以上になります。
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