映画:ザ・ファブル 殺さない殺し屋
私の視点
とにかく、アクションシーンにはかっこよかったし、ファブルの人柄は魅力的だった。
ざっくりあらすじ
元殺し屋のファブル(もとい佐藤)は殺しを禁じられているのに、何故かいつもトラブルに巻き込まれてしまう!今回は殺さずにどうやってピンチを乗り切るか!?
おすすめポイント
漫画が原作なので、漫画っぽい要素も感じる。前作(2019年のザ・ファブル)を見なくても何となく楽しめると思うけど、前作見てから見たほうがよりわかりやすい。
闇社会の話だけどもエグ度は控えめだし、コメディ要素もありで見やすい映画。アクションシーンもガツンと楽しめる。
コメディ要素に関しては、ツボにハマる方とハマらない人いるかも。コメディ要素いらん!って人いそう。私は面白いと思ったけど。
個人的感想
ファブル(岡田准一)が真面目で純粋なところが、何故か笑いを誘う。妹役のヨウコ(木村文乃)もギャルギャルしててかわいい☺
悪役の宇津帆役の堤真一さんが役に入りすぎて、本当にこういう人いそうで怖い(そして宇津帆の役柄がひたすら気持ち悪かった…見た人にはわかってもらえるかと…)あと、安藤政信さん(宇津帆側の殺し屋、鈴木役)。鈴木は他の登場人物と比べて、個性控えめに感じたから、ちょっと残念。今まで出てた映画見て、たとえわき役でもやたら印象に残った記憶があるから(もちろんいい意味で)。この前ちらっとだけ見たドラマDestinyでは結構強い印象あったけど(最初しか見てないけど、なんか役にはまってた感じした。)
今回のヒロイン、ひなこ(平手友梨奈)は、ファブルが殺しの仕事中、殺した相手の車に乗っていた。そして巻き込まれ、車いすでの移動を余儀なくされている。ファブルは責任を感じてか、彼女にたびたび接触する。
私が一番心に残ったのは、公園の鉄棒でのリハビリ中、こけたひなこに対して、ファブルは(あえて)助けようとしなかったシーン。
私がファブルと同じ状況なら悩むところなんだけど、助けるか助けないかうろたえて、結局手を貸すかな。公園で人目があるかもしれない状況でもあり、これ以上悪者になりたくないって思っちゃう。
ファブルに迷いはなく、頑張ってる彼女のことを真剣に思ったから(そして足は治ると信じたから)助けなかったんだろう。
ファブルって、なんかめっちゃいいやつだなあ…ストーカーの同僚も見捨てずにいたし、友達にいたら信頼できるよなあ。しかも踏みつぶしそうになったタンポポもよけるしめっちゃ律儀。
まあ、殺しはNGといいながら、戦闘シーンでは、あれ誰かなくなってるよねって思ったけど(・・;)皆運よくなくなってない!ということで…
とにかく、アクションシーンにはかっこよかったし、ファブルの人柄は魅力的だった。
-自己紹介-
はじめまして、葉(よう)といいます🌿知らなかった世界を教えてくれる、映画が好きです。
映画の考察系は苦手です。よく考えたり、前半の内容をしっかり覚えてたりしなきゃいけないやつです。
ここに書いていることもあくまでそんな私の目を通して感じた内容、感想です。なので、「それは違うだろ!」ってとこもあると思います。
映画に関して「難しい」「意味不明」とかいう感想を持ってしまうこともありますが、それはあくまで私の目を通してそう感じてしまっただけだとも思います。要するに私にその映画を楽しむ器量が不足していたというだけのことかと。
私には映画は作れないし、映画を作る人や演じる人や映画に関わる人、すべて尊敬しています。
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