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コスプレ・Dハロ初心者&裁縫初心者 | ミシン選び体験記

かつてわたしが初めてdハロ(= ディズニーハロウィン)に仮装参加したいと思った時に、
裁縫技術も無く、家にもミシンがなかったため、どうにかわたしにも扱えるミシンがないかと思い購入するに至りました。

コスプレイヤーになりたい、コスプレに憧れているといった人には、ミシンは必須の道具になるかと思いますが、

一方で、わたしのような裁縫初心者の場合、
どこからどう選んだら良いか分からないという方も多いのではないでしょうか?


今回は、わたしが当時ミシン選びをするにあたり、

最低限これだけの機能がついていて、その上でなるべく安価でコスパが良いものを、と探した時のことを残したいと思います。

裁縫のことをあまりよくわかっていない私が、
最初からたくさん機能がついているものを持っていたとしても、

それはオーバースペックになってしまいますから、

その辺の塩梅も考えて、等身大の自分にあったミシン選びを心がけました。

①フットコントローラーがついていること

フットコントローラー絶対必要です。

メーカーや機種によっては、別売りだったりします。
わたしは元々付属していました。

手動のボタンで縫っていくタイプなどありますが、初心者は手は布を抑えるために使えるよう空けておかないと大変な事になりますので、

足で踏んで動かせるミシンが良いです。


また、わたしのミシンは足で速さを調整するのではなく、
本体で速さをある程度指定できるタイプにしたので、間違えて思い切り踏んでしまった時に、意図せずスピードアップしてしまうというのを防げます。

「スピード」のつまみでスピードを制限できます。


②ミシンの作業台(ふところ)が広いこと

あまり安すぎるものの場合、衣服のような大きな布を縫おうとした時に、台が小さくて縫いづらい…なんてこともあります。


また、作業スペース(ふところ)が小さいと、初心者は間違った箇所も縫ってしまうといったミスも増えてしまうと思いました。

私のミシンは作業できる幅が22〜23センチくらい。
最低限これくらいか、もう少し広くても良いかもしれません。

そんなわけで、手元がすっきりした状態で作業ができるように、ふところの空間も小さすぎないものを選ぶと良いと思います。

③ボタンホールや、縫い方のバリエーションが豊富なこと

私の場合、初めての自作は和服だったのでボタンがそもそもなかったのですが、

ブレザーなどを作成する場合はボタンホールの機能必須だと思いました。


また、複数の縫い方ができるだけでなく、例えばジグザグ縫いの振り幅を変えられるなど、ある程度縫い方のバリエーションがあると良いと思います。

こんな感じで、私のミシンは本体に対応している縫い方の記載があります。


わたしが購入したものは、本体に付いているボタンひとつで縫い方のモードを変えられるタイプだったので、簡単操作で切り替えができて使いやすかったです。

操作もなるべく初級者に向けて簡単になっているものの方が扱いやすいです。

先ほどの縫い方の写真の番号を、こちらの「模様選択」からボタンで選ぶ事でモードが簡単に変わります。
糸の通し方も本体に丁寧に書かれています。
こちらにも準備の方法がびっしり書かれています。
冊子も付いていたので、こちらを見て上糸と下糸の準備ができます。
高校の家庭科以来の裁縫で、大変助かりました。


最初はあまりいろんなものを求めすぎず、
今後慣れてきて、もっと複雑なものが作りたい・作れると思った時に、もっと高スペックなものを買えば良いかなと思っています。


④価格が2万5千円〜5万円の間

扱えるかどうか自信がない中で、博打のような値段のものは買えないし、

かと言って安くて使いづらいものを買うのも、せっかく裁縫頑張ろうと思い立った自分のモチベーションを下げてしまいますよね。。

というわけで、わたしが大体調べて初級者向けと言われていたミシンの価格帯としては、2万5千円〜5万円くらいのレンジのものを買えば大きな失敗はないかなというところで収まりました。



ちなみにメーカーはジャノメbrotherが有名です。

私の場合、両社がそこまで大きく機能などが変わらなそうだったので、

・フットコントローラーがデフォルトで付属している
・ミシンのふところが広い
・様々な縫い方ができ、本体についているボタンを押してワンタッチで切り替えができる

上記を満たすものの中で、自分の財布と予算を相談しながら以下のbrotherのミシンに決めました。

こちらはもう古い型になっているようです。

新しい機種で似たような機能・価格帯のものがいくつかありましたので、ご紹介します。


これは少し値段上がりますが、手元が広くて使いやすそうです。

私の場合、brotherしか使用感がわからないので、
ご紹介はこの辺にしておきます。

初心者でも糸の通し方から実際に縫うまで、
かなり丁寧にガイドがついていたり、本体を見ながら簡単に操作できたりするので、個人的に満足しています。

あと1点補足するなら、持ち運びでしょうか。

ミシン用の椅子と机を用意して、作業台を固定して作業するなら良いのですが、

他の作業や仕事をする机を共用してミシンを使おうとする場合、やはり出し入れする必要は出てきますので、あまり重すぎない方が良いなと思いました。


番外編:ミシン以外で持ってて良かったもの

針や糸など、縫うために絶対必要なもの以外で、この辺も持っていない人はユザワヤなどで買っておくと良いよ〜という路線の小物を考えてみました。

30センチ定規

大きな布のサイズを測って裁断する際に、長い定規があって良かったなと思いました。

子供の頃は学校の授業で使ったという人も多いと思いますが、大人になってから探すと意外と見つからないんですよね〜

リッパー

初めてには失敗もつきもの。
そんな失敗に寄り添ってくれる頼もしい奴です。

リッパーは、余分なところまで縫ってしまったときなどで、布を傷つけずに糸だけ切ることができるものです。

ハサミで切ろうとすると、ハサミの刃が糸にうまく入らなかったり、布を傷つけてしまったりしますが、
リッパーは細い隙間に入ることができ、糸だけ綺麗に切断できます。

巻き尺

定規とは別用途で、私自身の身体の採寸のに役立ちました。

型紙のサイズを決めるときに、全身のサイズを測ったり、
あとは、自作ではなくコスプレ業者に注文して作ってもらうときなども、採寸は必要なので、自作・購入に関わらず、コスプレをするのであれば手元にあった方が良いなぁと思いました。


布用両面テープ

着用している当日にほつれた時などの突貫工事用です。

長時間歩いたり動いたりする場合に、一つ手元にあると安心できます。


まとめ

必要なものは他にもあるのですが、今回はミシンとその周辺メインでご紹介しました。

衣装については自作と購入の両方の経験があるので、
またどこかの機会で、今度は業者から購入してみた時の体験についても記事にできればと思っています。


皆さんも自分のスキルに合った道具で、コスプレに挑戦してみませんか?

なりたい自分になれる、着たかった憧れの衣装を着れるって、いくつになっても本当に多幸感なんですよね。

コスプレ沼の片隅で、お待ちしています。

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立花 蓬
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