「冷たいっ!」
■2024年(両親81歳)
2/21
単身で訪問 9:30頃
母、1Fの宿泊室で寝ていた。
声をかけても反応せず。
母の頬にそっと手を当てると、「冷たいっ!」と声が上がる。
寝てるかと思いきや、冷たさには反応。
「冷たいでしょー!」
と、また顔をなでる。
尚子「お母さーん! そうだよ、今日すっごく寒いんだよー。雨も降ってるからね。」
母 「わぁ~冷たい! 嫌だよ、そんな寒いのは…」
目を開けてしゃべってくれるのが嬉しくて、ペタペタと何度も母の顔を触って話しかける。
しかし、やがて顔に触れても反応がなくなり、ぼうっとして遠い目になり、目をつむってしまう。
退院後からは、起きていてくれる母、しゃべってくれる母の姿がとても貴重になっている。