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高齢者てんかん

■2022年(両親80歳)

11/8 
三女と訪問 

父、いつも通りで安堵する。
久々にハーモニカ披露。穏やか。
4日の騒動が嘘のよう。

11/12 
父、80歳!! 

4人で訪問 
みんなで記念撮影する。二人とも穏やか 
父は今日が自分の誕生日だと認識できてはいないが、嬉しそう。
無事80歳を迎えられて本当に良かった。

11/14 
父 S大学病院 脳神経内科 診察①

11/4の紹介状を受け、診察に行く。
診察まで90分待たされるも、父は穏やかに三女と戯れながら待っていてくれて助かる思い。

医師の所見

・認知症を背景とした「高齢者てんかん」症状と思われる。

・認知症による意識消失発作(けいれん無し)を起こした可能性あり。

・発作の症状の強さの割には、脳梗塞の跡が小さい気がする。

脳梗塞を起こしたというよりは、認知症により、だんだんと脳梗塞を起こしたような脳の変形が進んでいったのではないか。

・脳波の検査は発作中にしないと原因が見つかりづらい。

治療

てんかんの薬を始めてはとのこと。

薬を飲むと、以降2年間は発作が出なくなると見込まれる。

2年後、発作が出なかったことが確認されて初めて、薬が効いていたということになるそう。

ということで、ビムパットという薬を一日朝夕2回処方される。

診察中、父はしばらく何も発言せずじっとしていたが、中盤でむくっと立ち上がり、「一体何を言ってんですか? 何をやっているんですか? 全く。」と怒り出し、医師もやや驚きの様子。

医師が目の前で延々と説明していることが父にはほぼ聞こえておらず、一体何が行われているのか分からずにイライラしたのだろう。

医師は、終始おとなしい患者だと思っていたらいきなり怒り出し、明らかに認知症状があるのだと確信した様子。

「お父さん、どこも悪くないって。大丈夫だよ」と宥めながら診察室を後にする。

てんかんだなんて、思わぬ診察結果に驚く。
認知症に加え、年を取ると色々な症状を発症するものなんだなぁと思う。
とにかく再発しないことを願うのみ。

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