日常
■2024年(両親81歳)
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父 入院7日目 続き(2)
元旦深夜の危篤状態からは日増しに落ち着いてきている様子を思うと、このままみるみると回復して、やがて退院すらできてしまうのではないかという明るい未来を描いてしまう。
父が急変してまた危うい状態になるとはどうも想像できない。
後々写真を見返すと、やはり元旦危篤の日は父の顔色が真っ白。
余計顔が細く見える。
やはり相当状態が悪かったのだろう。
顔色が物語っている。
それに比べると、今はだいぶ血色が良くなっている。
姉は広島に戻るタイミングを図りかね、元旦から連日こちらに泊まっているが、帰るにも帰れない、身動きが取れないという感じで辛そうだ。
わたしはこの日から通常通りに早朝起床を再開している。
日常を少しでも取り戻すほどの余裕が生まれてきたということか。
今日から行くはずだった泊まり掛けのお正月旅行はさすがにキャンセルしたが。
父も最早この状態が日常でも構わないから、このまま永遠に続いてほしい。