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久々にトイレ目撃

■2023年(両親81歳)

2/21 
三女と訪問 

母、まだ表情あり。

父、居室で尿意を感じたようで、トイレに行く。

「トイレこっちだよ」と、居室のトイレの場所に誘導し、その後の様子を観察する。

便器の前に立つが、便器の中ではなく、あらぬ方向に放尿! 

床には水たまりの跡がみるみる広がる。

便器の中のここにする、ということがもう認識できていないし、目もよく見えないから分からないのだろう。

父のなかでは何か間違っているという認識は全くなく、ごく自然に行っている一連の行為なのだが、こちらは久々に父のトイレの様子を目撃し、おもむろにあらぬ方向へ放尿する姿にやや衝撃を受ける。

以前より格段にうまくできなくなっている。

でも、まだ尿意は感じて、自力でやろうという意識はあることに少しほっとする。

2/25
二女と訪問

面会前、1F食堂にいるところを遠巻きに見る。

2人とも椅子に座ってただただじっとしているだけ。

一体なにを考えているのだろうか…。 

表情は硬い。

その様子に胸が痛む。

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