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堂々とさようなら!

■2022年「実家じまい」メモ

4/5 
1Fの書類仕分けスタート(4/12完了)

※4/5日記より

「この間、実家の片付けしてて発見したおばあちゃんの箱! 
おばあちゃんが亡くなった時の書類が残っていた。

それにしても母さん、よくぞ色々手続き関係こなしてたなぁ! 感心しちゃうよ。相当大変だったのではなかろうか。当時、中高生だった私なぞ、露知らずであった。何も気づかぬところでこうした手続き関連やってたんだなぁ。

母さん、そのあたりはマメというか、ぬかりなくきっちり丁寧にやってるよね。さすが。母さんのしまっていたあれこれを見るたび、本当にすごいと思う。

そして、一軒の家を持つって本当にすごいことだよ。

実家の片付けをしながら思うところはたくさんある。

実家の片付けに触れるということは、親の生き方に触れるというかね。

ここにこれしまってたのか! 

こんなもの作ってたの! 

こんなもの捨てずに残していたの! 

とか、驚きと共に、ひしひしと親を感じるよね。

そりゃそうだよね、35年住んできた家だからね。

引越ししないから、とりあえずとっておこうというのがそっくりそのまま、時止まった状態で忘れられたまま残されているんだよね。

そして、一軒家の収納の広さ、恐るべき! そりゃぁたくさん残しとけるよ! 

まぁ何というか、進めていくことで実家からの卒業をしていくようなね、そんな気分になるね。二人は一足先に卒業してしまったのであって。

そうだ、今書いてて気づいた! 親がもう卒業したのだから、私も堂々と卒業していいのだ! そんなに未練がましくならなくていいのだ! 

そう思ったら、今急に身が軽くなった! 

もう親の方が先に卒業しちゃったんだよ。そしたらこっちももういいんだよ! 

だって二人はもう絶対に戻ってこないんだもの。

もう二人が住むことは100%ないのだから。

もう十分に家にはお世話になったのです! 

もうこの家は我々家族、両親の役目を果たしたのだ! ありがとう! 

そして堂々とさようなら! だ!

これから実家から卒業する手順を踏んでゆきます! 

堂々と! 感謝の気持ちを込めて!」

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