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出た!

■2024年(両親81歳) 

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単身で訪問 11:30頃 続き(4)

と、母が唐突に「トイレに行きたい」と発する。

そこで、スタッフさんがもう一名のスタッフさんに声をかけ、トイレに連れて行ってくれる。

母のトイレやお風呂は二人体制じゃないと難しい様子。

せっかくなのでわたしも母のトイレの様子を見せてもらう。

車いすから立ち上がり、トイレの便座に座るところまでの一連の動作に一苦労。

母に手すりにつかまってもらいながら、何とか便座に座れる。

苦戦してなかなか便座に座れないことが多いそう。

スタッフさんが手早くオムツの尿パットを取り換える。

尿パットは濡れていて、すでにおしっこが出ていた様子。

しかし、便座に座った母のところから、チョロチョロと音が聞こえてきた。

思わずスタッフさんと顔を見合わせ、「出た!」と喜ぶ。

「ちゃんと出ましたね。良かったね、尚子さんが来てくれてるお陰だねぇ。」

母、本当にトイレに行きたかったのだ。

そして自らトイレができて素晴らしい!

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