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あの二人はもうダメだって

■2022年(両親80歳)

3/30 
三女と訪問 穏やか

3/31 
留守電

13:16 

母 尚ちゃん、お父さんもそばにいます。あのね、駐車場が見えるビルの中の部屋にいるんだけど、ぜひ会いたいので来てください。お願いします。いつ来れるかな。電話ください。

父 尚子?

母 尚子に来てもらいたい、電話。会いたいから。

父 尚子この頃来ないね。子供が多いから来られないんだろう。だって2~3人いるんだろう?

母 そうだね、なんかいっぱいいるらしいね。

父 そりゃ来られないよ。母親ともなると。

母 そうだね

父 今電話して出ない?

母 いや、尚子に電話したらかかったよ。今出たじゃない。

父 出た?

母 あぁ、留守電だ。留守電にしといたんだ。本人はいなかった。

父 たまにはこっち来るように言いな。もう除けもんにされてるんだよ、あの二人はもうダメだって(笑)

母 ハハハ

父 なんか今回の旅行はあんまりパッとしなかったね。

母 うん


まだ旅行の感覚があるらしい。母、なんだか朦朧気味。
父、ふとした時に突っ込んだ発言をしてくる。
自分の置かれている状況を、実は全て把握してるような一言が垣間見られてドキッとする。

本当のところ、どんなふうに感じているのだろうか…。

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