![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/159027682/rectangle_large_type_2_c52be18a9cdaff2a79289fc0836d03c0.jpg?width=1200)
『BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?』(ベント・フリウビヤ、ダン・ガードナー著、櫻井祐子訳、サンマーク出版)
読了日: 2024/10/22
リフォームから国家的プロジェクトまであらゆる計画は、時間・予算・想定利益のいずれにおいて悪い結果になるそうです。確かにそのようなニュースはよく見聞きします。
斯様な常態をデンマークの専門家が原因と対策を明示していってくれます。実例と数値データが豊富で説得力あり、なかなか面白かったです。
要はモジュール化と、考え得るリスクを過去実績から適切に・最大限盛り込む、そして経験者を用いるとのことだそうです。
今後のすべての事業はこの法則に倣えば安泰となりそうですが、現状および今後も大きな改善はみられないような気がします。それは、つまりデータに基づく理論と実績に勝ってしまう人間のエゴには如何に対策できるだろうか?という疑問が拭いきれないからです。
原題は”The Surprising Factors That Determine the Fate of Every Project, from Home Renovations to Space Exploration and Everything In Between”です。