「絵にしかできない」(諏訪敦+大竹昭子、カタリココ文庫)
読了日: 2023/5/11
画家諏訪敦氏との対談(対談シリーズ)、カタリココ文庫とは知らなかった。
しばらく前にぶらぶら美術にて諏訪敦の作品紹介(本人出演)が放送されていたので、作品内容、いきさつなどの概略は知っていましたが、あらためて対談として書籍で読むと、作家の制作に至る心の向きの明瞭さみたいなものがより伝わる気がします。
精密描写が作風の一部であり、写真との差異、それぞれの特徴を意識しているところも興味深い。薄くてすぐ読める本ですが、内容はそれ以上に思えます。