足跡

髪をなびかせて
唇を開く
風の中　坂の上
光指す
君は微笑んで
その手を差し出す
鮮やかな　爪の色
眩しくて

どんな未来も愛せるように
君の手を取って歌ったんだ

憧れの色は
君の泣き声は
ひとつ残らず胸にしまっている
青い足跡が
君の足跡が
隙間なくこの胸を埋め尽くす
夢じゃなきゃいいな

明日会いたいって
耳元でそよぐ
掠れてる　低い声
目が泳ぐ
いつもより近く
「わたしのもの」って
胸の音　はやる鼓動
響かせて

どんな未来も愛せるように
君を抱きしめて歌ったんだ

憧れの人は
この腕の中で
ひとつ残らず涙流している
青い足音が
君の足音が
絶え間なくこの胸に響いている
夢じゃなきゃいいな

僕の歌声が　君の泣き声を
かき消すくらい響くその場所で
君と歩いてく　足跡を残す
振り返れば愛の積もる道

憧れの色は
君の泣き声は
ひとつ残らず胸にしまっている
青い足跡が
君の足跡が
隙間なくこの胸を埋め尽くす
夢じゃなきゃいいな