沈香のお線香を作る
こんにちは
夏至に向けて新しくお線香を作りました。
お線香を作るのに使うのは乳鉢。
ここで粉状のお香原料を合わせていきます。
植物の葉や根、樹脂などを乾燥させ粉にする…、私は粉状になったものを使わせていただくのですが、この状態までにする作業を思うと気が遠くなります。ありがたいこと。
少しずつ足していきます。
少し足しては香りを確認。
炭に火をつけそこで燃やしてみて香りを確認。
お香は常温、温め、燃やす、で
香りの出方は全く変わりますので
お線香を作る時は一つ一つ燃やして香りを確認。
お香を調香するとき
少しずつ少しずつ確認しながら足していきます。
後戻りができない作業。
一旦入れたものは減らすことができません。
少しずつ思い描いた香りに寄せていく感覚。
全部合わせ終わったら
練り上げます。
しっかり練り練り。
作業中ずっと良い香りが自分の周りでし続けます。
シリンダーを使って成型します。
この段階では少し形がうねうねしてます。
なので成型して、私は桐の板の上で乾かします。
横の2個は成型しきれなかった残り。
三角錐っぽい形にして余すところなく。
何時間かごとに手でコロコロと整えて…
この時間が楽しいw
およそ一晩で完成!!
乾燥して色が変わってるのわかります?
今日は貴重なシャム沈香ベースの贅沢なお線香。
夏至に向けてですが、シャム沈香使ったのでさっぱりというよりしっとり。
沈香…熱帯アジアのジャングルに自制する沈香樹と呼ばれる樹木の中の、虫や風雨などの要因で傷がつき、その傷の自己防衛のために樹脂成分を自らの内部に分泌蓄積させたものを乾燥させ採取したもの。
シャム沈香…ベトナム・タイ・カンボジア(インドシナ半島)で最初された沈香。香りの甘みが特徴です。
沈香の持つ作用…α波やエンドルフィンを発生させ精神の安定、リラックスさせる効果があります。また鎮静公開により集中力を上げます。まるで瞑想のような効果です。
市販のお線香に慣れていた頃は香りの立ち方が薄くも感じました。これは合成の強い香りに鼻が慣れていたせいでしょう。本来の香りって奥ゆかしく仄かなもの。慣れればなれるほど心地よい香り。
天然の香りを知ると市販のものには戻れなくなりました。天然醸造のお醤油や天然のお出汁を使い慣れると化学調味料を好まなくなるのと同じかも。
今日はお線香作ってるところご紹介いたしました。
香りが届けれないのが残念^ ^
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