「森の王者のダンディズム」と「もずくの食べ方」
イケメンは生き物の垣根を越える。
そう確信できるだけのルックスと貫禄を備えたゴリラが名古屋の東山動物園に住んでいる。
そう。
ニシローランドゴリラの
「シャバーニ」である。
(写真:東山動物園)
1996年オランダ産まれ、オーストラリア育ちの25歳。2007年に来日し、その8年後各種メディアで取り上げられ日本は彼を知ることとなる。
恥ずかしながら昨日初めて知り、
僕はひと目で彼のファンになってしまった。
森の王者たる気品が漂う
力強くも優しげな眼差し。
自然と絵になる優雅なたたずまい。
溢れ出るダンディズム。
並の人間のメンズでは到底太刀打ちできない。
ショーンコネリー、北大路欣也レベルではなかろうか。
しびれる。カッコ良すぎるぜ。シャバァーニ。
バーが似合うゴリラがいるなんて夢にも思わなかったよ。
昨今の騒動が落ち着いた折には、
ぜひお目にかかりたいと思う。
その日を夢見て。
さて与太話もほどほどに、少し料理の話をしましょう。
旬も後半をむかえた
「もずく」の食べ方について。
僕は三杯酢に漬けてあるものではなく、そのままパッケージングされた沖縄産のものを好んで買うのですが、
その日は常用しているぽん酢が切れてしまったんですね。(不覚!)
それで仕方なしに「煎り酒」で食べてみたのですが、これが大変おいしい。
カツオのだしの風味と梅の爽やかな酸味。
もずくのしゃくしゃくとした食感が渾然一体となり、えも言われぬハーモニーを醸すのです。
気温差の大きい日が続き、カラダも若干疲れ気味。
「ちょっと食欲ないわ」なんて時に是非お試しいただきたい一皿です。
それでは、また明日。