「あこがれ」と「感電」
近ごろ世の中、何かって言うと電気を流したがるじゃないですか。
腰痛、肩こり、リハビリにはもちろん、顔のたるみにも電気がテキメン!腹筋も六つに割れてカッチカチ!老いも若きもエレクトリック!!世は空前の「感電」ブーム!みたいな風で。
しかしですね、ここだけの話、僕はあの電気特有のビリビリというかモジョモジョが苦手でして。しかも電気に反応して勝手に体がピクピク動くじゃないですか。あれがまたどうにも。
電気を流されると、
『おい僕の筋肉!おい僕の筋肉!何を勝手に動いているんだ!そんな子に育てた覚えはないぞ!今すぐに止まりなさい。』
と、説教がはじまり、
『だいたいね、「痛気持ちいい」とは何なのか!「痛」がついた時点でダメですからね。いいですか?「痛い」と「気持ちいい」は別世界の住人。いわば「水」と「油」なのです!なに勝手に乳化させてるんですか!!ダメですよ!痛いのはんたーい!痛いの、痛いの、飛んでけぇー!!痛いの、痛いの、飛んでけぇー!!』
と、デモ演説が始まります。(心の中で)
まったく困った小心者ぶりでして、注射にビビって待合室で自分の腕をつねって、リハーサルしてしまうほどなのですから、
クリスティアーノ・ロナウドのようにカッコよく感電するさまに憧れを抱いたりもするのです。
さて、与太話もほどほどに。
写真の缶ビールをご存知でしょうか。
サッポロビール園55周年を記念した、この夏限りのサマーピルス。こーれーはー美味しいですね。
さわやかな香りと、柔らかな口当たり。
涼やかな「キレ」がたまりません。
北海道は20年来の憧れの地。
北の大地が育んだ豊かな食文化。
カニ、いくら、ウニ!スープカレー!ジンギスカン!コーンの乗った味噌ラーメン!
いつかお目にかかりたいと、夢に見ているのです。
それでは、また明日。
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