いよかんデトックス
知人から大量の伊予柑をいただいたので、5歳の娘と手絞りでジュースにしました。地元町田の居酒屋一休では生グレ職人として腕を鳴らしたこの私。柑橘の10や20個あっという間に液体に変えてみせます。
(余談ですが一時期の居酒屋一休の夏の破壊力は凄まじく、足繁く通う常連さんに手渡されるチケットを提示すると生ビール(中)一杯が何と100円で飲むことができました。村上春樹風に言えば25mプール一杯分くらいのビールを一夏で飲み干したのは貧乏バンドマン時代の懐かしき思い出です。今思えばよくもまあビールばかり一晩に10杯も20杯も飲めたものです。もう一休ビールに慣れすぎて、たまによそで飲むビールに違和感を感じることもあったくらいで、プレミアムモルツやヱビスともなれば麦芽の旨みの強さに頭がくらくらしたものです。今もどちらかと言えば味の濃いプレミアムな缶ビールより糖質オフを謳うサラサラした緑っぽい缶ビールの方に手が伸びるのはこの頃の呪縛と言えるかもしれません。)
子供と2人、うまいうまいと半狂乱で那智の瀧のようにのどに果汁を流し込んだのですが、そこでふと、どんぶり一杯の絞りかすに目がいきました。
「なんか、もったいないな」。頭をよぎったが最後、絞りかすまでキレイに平らげたのですが、これがのちの私の体に変調を来すのです。
数時間後お手洗いにて、出るや出るや。薄皮の食物繊維の恩恵か、すごい勢いでアウトプット。落ち着いた頃には大腸検査準備完了レベル。マンナンライフも真っ青の伊予柑デトックス。何だかお腹スッキリ、得した気分になりました。大量の伊予柑に囲まれるシチュエーションはなかなかないとはおもいますが、お悩みの方は試してみられてはいかがでしょうか。