#2📷 FUJIFILM X10 その1
最近は新しいカメラが手に入らない事が増えてきた。だから、古いカメラにはなるんだけれど、知ってる人も多いんじゃ無いだろうか?
富士フィルムX10というコンパクトデジタルカメラ。
コンパクトデジタルカメラは、通称コンデジと呼ばれていて、コンパクトさというよりは、レンズが交換できないタイプを指すようになってきている。
富士フィルムXシリーズと呼ばれるデジタルカメラシリーズで言うと2台目に位置するこのカメラもズームレンズを装備したコンデジだ。
2011年発売なので、2024年現在からするとオールドコンデジと呼んでも良いかもしれない。
フルサイズ(35mm判)換算 28〜112mm F2.0~2.8 と使いやすい画角でそれなりのF値になる事に加えて、1200万画素、2/3型というセンサーサイズの恩恵で、コンデジにしてはそこそこボケる。
最短撮影距離1cmのマクロにすればさらにボケる。(たしか広角端限定のマクロだったような気がするが)
それでいて、光学ファインダーを搭載していて、ダイヤルの操作感もXシリーズのミラーレス一眼カメラと変わらないので、私にとってはカメラを使って撮る高揚感とスマホの写真とは少し違う描写を与えてくれる相棒という感じだった。
なので、ミラーレス一眼カメラより圧倒的に出動率が高く、冗談抜きに常に持ち歩いていた。
デメリット的な部分ももちろんある。
①古いカメラなので、故障のリスクがある上にメーカー修理が出来ないこと。
②コンデジで尚且つ古いカメラなので暗所にはめっぽう弱く、ノイズの増加とオートフォーカスの合致率が下がる事。
個人的には昼間使う分には不満は無い。夜間でも、三脚を使用した撮影であればそこそこ楽しめる。
③センサーサイズからくるダイナミックレンジが少し狭いという事。X100シリーズのようにNDフィルターは内蔵していない為、日中の開放撮影だと、白飛びには注意が必要だ。
④画素数が1200万画素は、私としては充分だと思うが、人によっては不足していると感じるかもしれない点だと思う。逆に考えるとデータが軽いので、スマホに画像を入れても容量は少なく済むとも考えられる。
私が思う不満点はそのくらいである。
フィルムシミュレーションは現行機種に比べて少ないけれど、そこそこのカスタマイズ性はあるので私には充分だ。
最後に、1番持ち歩く要因となったのはサイズと描写力のバランスが良いこともあったが、デザインの良さが大きいかったというところでこの記事の締めとする。