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日本の満員電車
わたしは大学時代、約4〜5年間、電車で神奈川のとある街から都内まで、玄関から玄関まで2時間ほどの時間をかけて通学していた。今思えばクレイジーだ。そのうちの1〜1.5時間は電車に乗っているので、日本の都心の電車事情には詳しい方なのだと思う。
まず、電車のドアが開くや否や、椅子取り合戦(これは友達の言葉を引用したものである)が繰り広げられる。座れなかった人や、席が埋まっていた場合には、すぐ降りそうな人を予測して、その人の前を陣取る。これを書いている今、サラリーマンがわたしの前を陣取った。そうだ、わたしは4駅先で降りるのだ。正解!
とは言え、サラリーマンの中に一人だけ可愛いギャルが座っているのだから(自分のことは自分で褒めます)、わたしのことをすぐ降りそうとその人が予測するのも分かる。
わたしはサラリーマンという職業をやったことはないが、学生時代ほぼ毎日1時間以上電車に揺られた身としては、彼らの氣持ちを心底理解できるのも事実である。
とはいえ、わたしはこの電車に揺られる時間が好きだということも否めない。家のすぐ近くの職場よりかは、電車やバスで少し行ったところの職場を選びがちなのである。
お、わたしが降りる駅が来た。目の前の人は心の中でガッツポーズをしているに違いない。と思いきや、隣の人も降り、そこに座った。いずれにせよ、良かったね。いつもworkin' hardな皆さん、ありがとう。コーヒーでも飲みつつね。