TAEKO YONEMOTO

日々の感覚をひろった 小さなエッセイたち あなたの日々の 小さなエッセンスとなりますように

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最近の記事

ありがとうの朝

自分の心と身体は、 思っている以上に繊細である。 誰かといるときに感じること、 それも全て間違いではない。 いいと言われることも 悪いと言われることも。 誰かと関わるのであれば 同じ志を持った人と関わりたい。 私は緩まりながら、 丁寧に繊細に 物事を捉えていきたい。 私は特に何か成し遂げた訳でもないし 自慢できる過去がある訳でもない。 でもそれがたまらなく愛おしく感じた。 そんな私でもいいって 心から思うことができている。 何者かになろうとして でも何をすればいいのか分

    • コートを纏う前に

      みなさ〜ん お元気ですか? 最近感じていることとかを シェアしていきたいと思います。 わたし、noteを書くことで、 誰か他の人になろうとしていたんです。 わたしという人間ではなくて、 架空の、できるやつ、みたいな。笑 でも本当の自分って、 お金の管理が苦手だったり、 落ち込みやすかったり、 誰かが自分のことを嫌っていないか 過剰に気にしてしまったり、 煌びやかに見える人たちを見ては わたしは違う、と思い込んだり、 ちょっと騙されやすかったり、 弱いところを隠したくて強

      • 10代の頃の思い出の曲たち

        こんばんは! 先ほど、Youtubeを見ていたところ、 FIRST TAKE等を見始め、止まらなくなって しまいました。 その中からわたしの思い出の曲を いくつかピックアップし、 感想や浮かび上がってきた感情を 書いていきます。 同世代の方見てくださったら 是非反応してくださいね。 Around the world - MONKEY MAJIK これはもう、あれですね。 「西遊記」の主題歌ですね。 あのドラマが大好きすぎて 兄弟そろってテレビの前に 齧りつくように見ていた

        • 北海道旅のまとめ

          こんにちは! 旅するArtistのTaekoです○ (という肩書きを初めて曝け出します) 今回、北海道に行ってまいりました。 札幌、小樽、余市と ご縁があり巡りました。 順番に記していきたいと思います! 札幌で恩師に会う まず新千歳空港に着いてすぐに、 札幌の街中へ、バスで向かいます🚌 それも、2〜3年前に出会った、恩師の方に 会いに行くためでした。 わたしは昔からすごく繊細な部分があり、 それを活かせず生きてきましたが、 その恩師の方に出会って 学んで実践して、そこ

          ネパールの旅を終える前に September 1st, 2024

          Wi-Fiも切れて、SIMカードも切れて、ペンのインクも切れてしまった。 だから携帯のメモ機能に記す。 わたし、嘘がつけない人間だった。 ネパールに来て、苦しさを沢山感じた。 それは自分の中から何か出たがっているような。 嘘ついてる自分は、社会に合わせようと必死だったんだ。ある意味自分を守っていたんだ。 ここに来て、わたしは愛想笑いもしないし、社交辞令も言わないし、そんな人間でいることができた。それって、わたしの中ではすごく楽だ。 怒りたいときはそれを表していいし、N

          ネパールの旅を終える前に September 1st, 2024

          ただ綴る

          こんにちは☔️ 皆さまいかがお過ごしですか? わたしは最近、何か出したいけど、完璧じゃないから出せない、と悶々と、循環しない形が続いています。出してはみるけど、何かしっくりこない、どれもそんな感じ。何か新しい風をふかせるときなのかもしれない。 そして、自信のなさ。今まで十分自分に向き合ってきたし、生き方も変えてきたけど、頑固に、とれない場所もある。すごーく底の方に沈んでいる重い石のような感じ。なんなのだろう。 わたしは、外で誰かが楽しそうにしていると、混ざりたいけど、で

          人生の記録係

          誰かのために向けた文章が多かった。 誰かが読みやすいように、 いま流行っている話題で。 でも前のわたしはそんなんじゃなかった。 もっと、自分のために書いていた。 どちらがいいのかなんて分からない。 なんのために書いているかというと 自分を救うためだったから。

          人生の記録係

          子宮の痛み

          今朝、電車の中でいきなり思い出した。 中学の時、男子生徒が下ネタで盛り上がり 同じクラスの女子をネタにしているのが 本当に気持ちが悪かったし許せなかった。 もし、女子で同じことをしている人がいたら 男子側からしても嫌だろう。 テレビでも男女問わず、 性をネタにして笑いをとっているのが とんでもなく笑えなかった。 気持ちが悪いし、家族で一緒に見ていて みんながそわそわしだすのも 本当に本当に嫌だった。 中国人の彼から聞いた話で 彼のまわりでは、そういう話は 男子だけの時

          おばあちゃんに会った

          たまに不思議なことが起こる。 電車に座り、前を見たら その人はなんだか亡くなったおばあちゃんに よく似ていた。 そう感じた途端、電車の中でぼろぼろと 涙がこぼれ落ちてきた。 目を瞑り、もし今偶然ばったり、 電車の中でおばあちゃんに会ったら わたしたちは何を話すかな。 色々想像してみたけど やはりいつもおばあちゃんが わたしに向かって伝えてくれていた "綺麗だねえ" という言葉だと思った。 そうしたらまた涙が止まらなくなった。 その綺麗だねえは、 他の誰もわたしに発した

          おばあちゃんに会った

          六芒星のタトゥー

          わたしの首には六芒星のタトゥーがある。 去年の1月に入れたのだが 半年以上経ってから、 イスラエルの攻撃が始まった。 わたしはイスラエルとは関係なく、お守りの籠目として入れたつもりだったし、世界と繋がりたかったし、むしろ、イスラエルにいる友達が大好きで、いつか訪れてみたい国だった。 事の悲惨さを知るたびに、 わたしは束ねていた髪をほどき、 そのタトゥーを隠すようになっていった。 言葉にならない気持ちが自分の中で渦巻く。 その想いは、自分を守りたいがため。 傷つくのを守

          六芒星のタトゥー

          遠くになくて近くにあるもの

          NYのことを思い出した。 記憶だけだと思っていたあの光景。 わたしは実際に行って感じたのだった。 匂い。空気。 知人の方がNYの大学院かオランダの大学院に 行くかという選択肢で考えているそうだ。 わたしがよく髪の毛を染めたりしてもらっていた 美容師さんはNYの支店で働いていた。 頭の中をいつも彼女たちの存在がよぎる。 羨ましい、というよりも、 自分と違いすぎて絶望する。 きっと人生に対する向き合い方のようなものから 違っているのかも知れないとさえ思う。 きっと本当にそうなのだ

          遠くになくて近くにあるもの

          2024/5/26

          わたしの父と母は、 近くのカレーショップで 初めてデートしたらしい。 新婚旅行はフィンランドで、 雪景色に包まれた二人が写る写真が アルバムの中に入っていた。 何十年も連れ添えば色々な事が起こるだろう。 でも当時のわたしはそんなことを 想像する力も持ち合わせておらず、 物心ついた時から二人を許せずにいた。 あの頃のわたしは完璧主義だった。 全て完璧でないと、許せなかった。 人のことも、自分のことも。 あれから何年経ってか、 29歳のわたしは腰を痛めて、 とんでもなくゆ

          2024/5/24

          北欧。 小学生の時に、 自由課題で、スウェーデンについて 調べた記憶がある。 あの水色と黄色の国旗を描いた記憶が 鮮やかに残っている。 人としての在り方、教育、 とても興味がある。 何故ならわたしは学校が嫌いだったから。 そんなこんなで昨日は同僚が お昼ご飯にミートボールを作ってくれた。 そのことに、今日の朝気づいたけど、 IKEAではよくミートボールがメニューに あるよなあ、と。 今朝、コーヒーとシナモンロールを食べる。 それもなんだか北欧っぽいよね。 最近アルゴリ

          2024/5/21

          どうしても見てほしい わたしはいくばくか、というより かなり承認欲求が強いほうだと思う。 見てもらえないと怒りがわく。 素通りされると、あんたなんか友達じゃない。 という気にさえなってしまう。 今朝、ため息をつきながら これはある種の病気なのではないか.. と思いさえした。 夜。 思い出した。 9年ほど前、 海外で挑戦したいことがある! というわたしを空港まで送ってくれて 航空券代なども補助してくれて、 そんな母はわたしに言った。 「あなたなら絶対大丈夫だよ。」

          2024/5/20

          最近は、働いているカフェでも ワンオペが多いので、 この、内にある色んな想いを 共有する相手がいなかったりする。 だから、日記代わりに noteを続けられたらいいなと思います。 ✴︎ 朝は雨。 とても寒くて、しばらく凍えながら 白湯を飲んで、ほっとする。 ロングスカートは、雨の日に履くと 先っぽが濡れてしまうことを 忘れていた。 なんだか少し憂鬱で、不安もある。 どんな人がくるだろう? この、1人でゆっくりの時間もいいけど 永遠にこれが続いてもカフェの売上も たたないし

          2024/5/17

          すべて繋がっている。 ある日、バイト先にカップルが来て 男性の方がとても幸せそうだった。 女性の方を見たら、赤ちゃんがお腹に いるようだった。 帰り際、男性がお会計をされたので 何ヶ月ですか?と聞いてみた。 明後日生まれるんです。と その男性は嬉しそうに言った。 一緒にゆっくり過ごせるのは もうあまりないかな、と思って。 とても美味しかったです。 と伝えてくれた。 わたしは心から嬉しくなって その方と、嬉しいですねえ、と その嬉しさをただ感じていた。 その夜、そこに居合わ